この記事では「この調子で頑張ります」について解説をします。
「この調子で頑張ります」とは?意味
今のような具合で努力をするといった意味です。
「この調子」は、話し手が当面している今の状態を指しています。
「この」は、心理的・空間的に近いものを指したり、話し手が当面している事柄や場面を指したりする言葉です。
「調子」は、活動の状態や物事の進み具合を意味します。
「調子がでる」のような使い方をする言葉です。
「頑張る」は、難しいことも乗り越えてやり通す、自分の考えを曲げずにやり通そうとするという意味です。
困難に負けずに無理をしてでも最後まで貫くさまをいいます。
「ます」は敬意を表す語です。
「この調子で頑張ります」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、今の具合と変わらずに物事を進めていく意志を表します。
あるプロジェクトを進めているとします。
今のところ、このプロジェクトは順調に進んでいます。
大きな問題はなく、予定通りにスムーズに進んでおり、このままのペースで進めていこうと考えています。
プロジェクトの進む勢いを落とすことはなく、かといって速くし過ぎることもなく、このまま続けて行こうと思います。
その考えを「この調子で頑張ります」で表現できます。
「頑張ります」という言葉は幼稚なように聞こえてしまうことがあるので、相手によって表現を変えましょう。
「このまま進めてまいります」「力を尽くして励んでまいります」など、他の表現ができます。
また、口に出して言うときには態度に気をつけましょう。
うつむいて小さな声で伝えても、やる気は伝わりません。
態度からもメッセージを受け取るので、姿勢や声のトーンなどにも配慮をします。
「この調子で頑張ります」を使った例文
・『励ましのお言葉、ありがとうございます。この調子で頑張ります』
「この調子で頑張ります」の返答や返信例
相手には努力する気持ちがあるので応援してあげましょう。
「期待している」と声をかければ、やる気が高まるはずです。
目上の人から応援をされると、期待に応えようという気持ちになってきます。
今の調子で進めることに支障がないため、「この調子で頑張ります」と述べています。
そのため、さらにペースを速めるようにと伝えることは、あまりありません。
できるだけスムーズに仕事を進めて欲しいので、遅くするようにということもありません。
まとめ
この言葉は、話し手の努力する気持ちを表す、物事が順調に進んでいるときに使うものです。
調子よく物事が進んでいると、さらに頑張りたくなってきます。
しかし、無理をすると体調を崩す心配があるので、無理することなく物事に取り組んでください。