この記事では「もう一度言ってください」について解説をします。
「もう一度言ってください」とは?意味
同じことを再度言うようにというお願いの言葉です。
「もう一度」はさらに一回といった意味です。
「もう」は今ある事柄や状態に同じ事柄などを加える気持ちを表します。
さらに、いまといった意味で、「もう片方」のような使い方をします。
「言って」は相手の発言を指しています。
この場合は、先に述べた言葉を指しています。
「ください」は「くれ」の尊敬語で、相手に対して何かを求める意です。
「もう一度言ってください」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、相手のいったことをうまく聞き取れなかったときに主に使用をします。
今、AさんとBさんが会話をしているとします。
Aさんが何かを発言したのですが、周りがうるさくてよく聞き取れませんでした。
こちらに答えを求めているようなので、そのままあやふやにして話を進めるわけにはいきません。
そこで、再度同じことを言って欲しいと頼みました。
そのときに使用をする言葉です。
この表現は敬語ではなく、親しい者や自分と同等の者、下の立場の者に対して主に使用をします。
目上の人に対しては「もう一度おっしゃってくださいませんか」のような表現をします。
「おっしゃる」は「言う」の尊敬語です。
「おっしゃってください」では命令をしているように受け取られる可能性があるので、「くださいませんか」「くださいますか」などの表現を用いるようにします。
この言葉の前に「恐れ入りますが」など相手を気遣う言葉を添えると、さらに丁寧です。
発言についての言葉なので、メールでは使用しません。
「もう一度言ってください」を使った例文
・『申し訳ないですが、もう一度言ってください』
・『うまく聞き取れなかったので、もう一度言ってください』
「もう一度言ってください」の返答や返信例
同じことを再度言うように求められているので、同じことを伝えてください。
どの発言についてなのか、わからないこともあるでしょう。
その場合は、いつの発言についてなのかを相手に問いかけて、その言葉を述べます。
相手が聞き取れないと話が進みません。
重要な事柄の場合、相手に伝わっていないと不利益を被る可能性もあります。
そのため、面倒かもしれませんが、同じことをもう一度伝えてあげることが望ましいです。
まとめ
この言葉は、相手の発言をうまく聞き取れなかったときに使用をします。
よくわからないまま話を進めることもできますが、そうできないこともときにはあります。
そのときには、相手にお願いをしてもう一度言ってもらうとよいでしょう。
