「間違いございません」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「間違いございません」とは?
「間違いございません」は、「間違いない」を意味する言葉です。
ここでは「ございます」という丁寧語を使用することで、言葉を言い換えています。
「ございます」は丁寧語で「ある」を表現したものです。
これは、「あります」と表現することも可能です。
どちらも丁寧語で「ある」を表現したものですが、「ございます」のほうが丁寧に聞こえる言葉だと言えます。
これを否定形にしたのが「ございません」になります。
ここでは「間違い」と組み合わせて、「間違いございません」とする事で、「間違っていないこと」、「相違がないこと」を表現しているのです。
「間違いございません」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「間違いございません」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、あなたが上司から質問されたとします。
会議の予定が明日入っているが、明後日の間違いではないかとの質問でした。
しかし、それは上司の勘違いで、会議は明日で正しいのでした。
このような場合には、「その会議は明日開催で、間違いございません」と述べるとよいでしょう。
これにより、日程が合っていることを、丁寧な言葉で相手に伝達できるのです。
この言葉を使用する場合には、「間違い」の使い方に注意しましょう。
これは「間違う」という動詞が変形したものです。
「間違える」という動詞を変形して使用すれば「間違えございません」になります。
どちらも同じ意味で使用できる正しい用法です。
二つの表現手段があることを、おぼえておくとよいでしょう。
「間違いございません」を使った例文
「間違いございません」を使った例文を挙げます。
例文のように、「何が」にあたる部分を先に述べるようにすると、自然で分かりやすい文章を作成できます。
・『この内容で、間違いございません』
・『こちらの日程に、間違いございません』
・『書類に記載されているとおりで、間違いございません』
「間違いございません」の類語と敬語での言いかえ
「間違いございません」の類語と敬語を解説していきます。
「間違いございません」の類似表現
「間違いございません」の類似表現には、「間違えございません」があります。
「間違い」と「間違え」は、もとになる動詞が違うだけの、類似表現だと言えるのです。
「間違いございません」の敬語表現
「間違いございません」を敬語表現にするとどうでしょう。
たとえば「間違いないかと存じます」に言いかえできます。
まとめ
このように「間違いございません」は、間違っていないことを表現するためのフレーズです。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。