「来てもらえますか」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「来てもらえますか」とは?
「来てもらえますか」は、「来てもらえるか」を丁寧語にした言葉です。
「もらう」は、何かを与えてもらうことを示します。
これは、名詞にあたる「もの」を与えてもらう場合に使用できます。
お金をもらう、車をもらう、気持ちをなどが、これにあたります。
これに対して、動詞にあたる「行動」を与えてもらう場合にも使用できます。
してもらう、食べてもらう、言ってもらうなどが、これにあたるのです。
「来てもらう」とは、相手から「来る」という行動を与えてもらうことを表した言葉なのです。
なお、語尾を「もらえますか」とすることで、実現可能の意味と、疑問文の意味を付与した丁寧語の表現にしています。
「来てもらえますか」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「来てもらえますか」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、あなたの同僚が体調を崩したとします。
同僚の家族に、会社まで迎えに来てもらうことにしました。
それほど状態が悪い状態だったのです。
このような場合には、「できるだけ早く来てもらえますか」と述べるとよいでしょう。
これにより、相手に来てもらいたいことを、丁寧な言葉で表現できるのです。
この言葉を使用する場合には、「もらえますか」の使い方に注意しましょう。
これは「もらえるでしょうか」という表現に言い換えできます。
「ですか」と「でしょうか」は同じ意味で使用できます。
しかし、言葉が相手に与える印象は、少し違って聞こえるのです。
「来てもらえますか」を使った例文
「来てもらえますか」を使った例文を挙げます。
例文のように、「いつ」や「どこ」などを示す言葉を加えると、自然な文章を作成できることでしょう。
・『できるだけ早く、来てもらえますか』
・『いますぐこちらに、来てもらえますか』
・『明日の昼頃、オフィスまで来てもらえますか』
「来てもらえますか」の類語と敬語での言いかえ
「来てもらえますか」の類語と敬語を解説していきます。
「来てもらえますか」の類似表現
「来てもらえますか」の類似表現には、「来ていただけますか」があります。
「もらえますか」を謙譲語に言い換えたのが「いただけますか」であり、同じ意味で使用できる言葉だと言えるのです。
「来てもらえますか」の敬語表現
「来てもらえますか」を敬語表現にするとどうでしょう。
たとえば「お越しくださいますか」に言いかえできます。
まとめ
このように「来てもらえますか」は、相手に来てくれるかを問いかけるフレーズです。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。