「長い間ありがとうございました」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「長い間ありがとうございました」とは?
「長い間ありがとうございました」は、どこかを去る場面で使用できる言葉です。
ここでのポイントは「長い間」にあります。
「長い間」と述べるには、それなりの期間が必要だと言えます。
状況にもよりますが、通常は一年程度を想像する事でしょう。
しかし、時間というのは概念にしかすぎません。
つまり、「長い」と感じるか否かは、対象によって変わるかもしれないのです。
たとえば仕事を一週間で退職したら短いですが、研修を一週間続けたら長いと言えます。
つまり、同じ一週間という長さであっても、対象物によって感じる長さが違うのです。
ここでは「長い間ありがとうございました」として感謝を述べています。
しかし、「長い間」が何を示すかによって、そのニュアンスが変化すると言えるのです。
「長い間ありがとうございました」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「長い間ありがとうございました」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、あなたが会社を辞める事にしたとします。
新卒で入社以来、多くの人に助けられてきました。
その気持ちをこめて、挨拶しようと考えたのでした。
このような場合には、「今まで長い間ありがとうございました」と述べるとよいでしょう。
これにより、何年もの長い時間お世話になったことに、感謝を表す事ができるのです。
この言葉を使用する場合は、「ありがとうございました」の使い方に注意が必要です。
これは丁寧語ですが謙譲語ではありません。
謙譲語に言い換える場合には「感謝いたします」のように言葉を変える必要があります。
相手や状況に応じて、適切に使い分ける必要があるのです。
「長い間ありがとうございました」を使った例文
「長い間ありがとうございました」を使った例文を挙げます。
例文のように、そのままでも使用できますし、言葉を加えてアレンジするのもよいでしょう。
・『長い間ありがとうございました』
・『今まで長い間ありがとうございました』
・『これまでの長い間ありがとうございました』
「長い間ありがとうございました」の類語と敬語での言いかえ
「長い間ありがとうございました」の類語と敬語を解説していきます。
「長い間ありがとうございました」の類似表現
「長い間ありがとうございました」の類似表現には、「長期間ありがとうございました」があります。
「長い間」と「長期間」は、同じ意味で使用できる言葉だと言えるのです。
「長い間ありがとうございました」の敬語表現
「長い間ありがとうございました」を別な方法で敬語表現にするとどうでしょう。
たとえば「長い間感謝申し上げます」に言いかえできます。
まとめ
このように「長い間ありがとうございました」は、長い間お世話になったことを感謝するフレーズです。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。