「ご面談いただきありがとうございます」とは?
ビジネスでの使い方、敬語での言い換えなど、分かりやすく解説していきます。
「ご面談いただきありがとうございます」とは?
「面談」は「直接会って話をすること」を意味する言葉です。
しかし、最近ではWebでの面談も可能ですので、「直接会う」の範囲はグレーな部分もあると言えます。
ここでは「ご面談いただき」として謙譲表現を使用しています。
こちらは、「もらう」を意味する謙譲語の「いただく」を使用する事で、相手への敬意を表現しています。
また、「ありがとうございいます」とは、「ありがとう」を丁寧にしたものです。
丁寧語の「ございます」を付与することで、丁寧な印象の言葉にしているのです。
「ご面談いただきありがとうございます」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「ご面談いただきありがとうございます」を使う場合には、どのようなものがあるでしょうか。
たとえば、あなたが顧客にアポを取ったとします。
相手は忙しい人物でしたが、時間を調整してあなたに会ってくれたのでした。
このような場合には、「本日は、ご面談いただきありがとうございます」と述べるとよいでしょう。
これにより、相手に対して丁寧な言葉で、直接会ってくれたことを感謝できるのです。
この言葉を使う際には、「いただき」の使い方に注意しましょう。
これは「くれる」を意味する「ください」で言いかえができます。
たとえば「ご面談くださり」のように言いかえができるのです。
「ご面談いただきありがとうございます」を使った例文
「ご面談いただきありがとうございます」を使った例文を挙げます。
例文のように、そのままでも使用できますし、言葉を加えてアレンジするのもよいでしょう。
・『ご面談いただきありがとうございます』
・『本日は、ご面談いただきありがとうございます』
・『お忙しい中、ご面談いただきありがとうございます』
「ご面談いただきありがとうございます」の類語と敬語での言いかえ
それでは「ご面談いただきありがとうございます」の類語と敬語での言いかえを説明します。
「ご面談いただきありがとうございます」の類似表現
「ご面談いただきありがとうございます」の類似表現には、「ご面談くださりありがとうございます」があります。
「いただき」と「くださり」は、同じような使い方ができる言葉なのです。
「ご面談いただきありがとうございます」の敬語表現
「ご面談いただきありがとうございます」を、別な敬語表現で言いかえるとどうでしょうか。
たとえば、「ご面談いただき感謝申し上げます」のように言いかえできます。
まとめ
このように「ご面談いただきありがとうございます」は、相手が面談してくれたことに感謝を述べるフレーズです。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。
