この記事では「到着を心待ちにしております」という言葉について説明していきます。
「到着を心待ちにしております」とは?
相手方から届けられた物が届くのを心待ちにしているという意味で人であれば「お会いできるのを心待ちにしております」とするケースが一般的で、動物、ロボットもそちらのほうがベターと言えるでしょう。
花であれば到着を心待ちにしておりますを使うべきとも言えます。
郵便、宅配便など配達手段は問いませんが、インターネット経由のダウンロードは到着というニュアンスがやや異なるため使われません。
ネットオークションの通信でもよく使われる言葉です。
「到着を心待ちにしております」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点 敬語となっていますが「ご到着」をとすると間違った表現になります。
また、自分側に届くときに使う言葉と言えるでしょう。
送る側では「今しばらく到着をお待ち下さい」など時間に関わる言葉を追加するケースが多く、「心待ちに」という言葉は使えません。
また、「非常に心待ちにしております」など強調した使い方はしないほうがベターと言えます。
「到着を心待ちにしております」を使った例文
・『試作品の到着を心待ちにしております』
試作品の製作先にお礼の文章として使う例で、依頼側が使うケースとなります。
試作品は固有名称でも問題ありません。
・『お客様ともども商品の到着を心待ちにしております』
問屋さんに対して小売店が掛ける言葉の例文で、電話化電子メールで伝えるのが一般的と言えるでしょう。
・『飛行機の到着を心待ちにしております』
飛行機で来る人に対して「お会いできるのを心待ちにしております」という言葉の言い換えとして使うケースで、飛行機の部分は特急列車の号数などにすることも可能です。
路線バスで置き換えは難しいでしょう。
「到着を心待ちにしております」の類語や敬語での言いかえ
この時点で敬語なのですが「到着を心からお待ちしております」などとすることで若干丁寧にすることはできます。
「お会いできるのを心待ちにしております」は類語と言えるでしょう。
「到着を心待ちにしております」の類似表現
「待っています」という表現が入っていれば類似と言えますが、ものによっては「楽しみにしています」が入ったものも類似表現と言えます。
敬語を抜くと「着くのが楽しみ」あたりが挙げられます。
「到着を心待ちにしております」の敬語表現
もともと敬語の言葉となっています。
「ございます」という言葉の締め方にするのは難しいでしょう。
「到着を心待ちにしております」の返答や返信例
「今しばらくお待ちいただければと思います」や、到着予定日を伝えるのがベターでしょう。
まとめ
「到着を心待ちにしております」という言葉は物の受け取る側が使う言葉で、ファクシミリや電子メールに対しては使えません。
郵便であれば使えます。