「お問い合わせいただければ幸いです」という言い回しについての解説です。
「お問い合わせいただければ幸いです」とは?意味
「お問い合わせいただければ幸いです」は、相手側が、問い合わせ行為を行ってもらえればうれしいという意味です。
つまり、自分たちでは問い合わせということを行わず、相手側に問い合わせをしてもらい、確認したいことを聞いてほしいと促すのがこのワードになります。
「お問い合わせいただければ幸いです」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
「お問い合わせいただければ幸いです」は、相手方に対して問い合わせ行為をしてもらえればうれしいという意味で使用し、注意点においては、自社で答えることができる者に対してはこのワードでお問い合わせいただければと返すのは失礼にあたるのでやめておきましょうということです。
このワードは、自社で対応できない問題に対して、対応できる会社に聞いてくれというものなので、自社で対応できるものをあえて答えないというのはかなり失礼になります。
「お問い合わせいただければ幸いです」を使った例文
・『こちらの不具合につきましては、○○社が製造いたしましたので、○○社にお問い合わせいただければ幸いです』
「お問い合わせいただければ幸いです」の返答や返信例
「お問い合わせいただければ幸いです」についての返事は、なぜ、自分で問い合わせをしないといけないかを納得できるか否かが答えの分岐になります。
納得できる場合、これは、「わかりました」という言葉で問い合わせを別の会社に自ら行わないとならないと理解し、納得できない場合、「なぜ、御社で対応できないのでしょうか?」と相手企業に疑問をぶつけて相手企業に問い合わせをさせるという方法を取ることも可能です。
まとめ
「お問い合わせいただければ幸いです」については、相手側に対して、問い合わせという方法で対応してもらえればうれしいというもので、自社で対応できないがゆえ、別の会社なりに聞いてほしいというものです。
なので、言い方においては、相手に対して申し訳ない気持ちを示したうえで相手に敬意を示しているのがこのワードになります。
ただ、このワード、なぜ?という疑問にものすごく弱く、「なぜ?あなた方で対応できないのか?」、「なぜ?あなた側は答えを知らないのか答えることができないのか?」という問いにものすごく弱いです。
もちろん、明確に自分たちが開発した商品ではないがゆえ、作った本人を紹介しますので答えは本人に聞いてと言えば、問題ないんですが、そうした答えを用意していないと、「お問い合わせいただければ幸いです」と言った側も言われてみればなんで?となってしまうがゆえ、「お問い合わせいただければ幸いです」は、答えに詰まってしまうことがまれにあり、自分たちもその答えを出すに至る際、なぜ?こう言った返答しかできないんだという問題が起きるのです。