「色々とお聞かせください」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「色々とお聞かせください」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では、「色々とお聞かせください」の意味を分かりやすく説明していきます。

「色々とお聞かせください」とは?意味

「色々とお聞かせください」は、目上の人からあることについての話を聞かせて欲しいとお願いする丁寧な表現です。

「お・ご~ください」「相手に何かしてもらう時の尊敬語、「聞かせる」「聞く」の使役形です。

丁寧な表現ですが、目上の人でも馴れ親しんだ自分の上司や先輩向きです。

更に目上の人や社外の人に対してはより丁寧に「詳しくお聞かせ願えますか」に言い換えましょう。

「詳しく」「色々と」よりも改まった表現、「願えますか」を使うことで、相手にお願いする意味になり、よりへりくだった表現になります。

「詳しくお聞かせ願えますか」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意

「詳しくお聞かせ願えますか」が使われるのは以下の様なシーンです。

1つ目は、相手が持っている情報を引き出したい時です。

2つ目は、相手の知識やノウハウなどを伝授して欲しい時です。

3つ目は、相手の体験談を聞いて参考にしたい時です。

4つ目は、相手と雑談してより親密になりたい時です。

相手にお願いする言葉ですので、「もしよろしければ」などのクッション言葉とあわせて使いましょう。


「詳しくお聞かせ願えますか」の言葉の使い方や使われ方

「詳しくお聞かせ願えますか」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。

・『今後の市場の見通しについて、詳しくお聞かせ願えますか』
・『〇〇社との商談の経緯について、詳しくお聞かせ願えますか』
・『今回の東南アジア出張の成果について、詳しくお聞かせ願えますか』

「詳しくお聞かせ願えますか」の類語や言いかえ

「詳しくお聞かせ願えますか」の類語や言いかえは以下の通りです。

「詳しくお聞かせいただけますか」

「いただく」「もらう」の謙譲語、「お・ご~いただく」として「他者から恩恵となる行為を受けること」という意味です。

「詳しくお聞かせ願いたく存じます」

「たく」は希望・願望の意味の助動詞「たく」の連用形、「存じます」「思う」の謙譲語「存ずる」の丁寧語、「お願いしたいと思います」という意味で、かなり丁寧な表現です。

「詳しくお聞かせ願えますか」の英語表現

「詳しくお聞かせ願えますか」の英語表現は以下の通りです。

“I would like to know some more details”

「より詳しいことを聞かせてください」になります。

「I would like to」「~したいものだ」という意味で、相手にお願いする意味で使われます。

まとめ

今回は「詳しくお聞かせ願えますか」について紹介しました。

ビジネスや日常で正しく使える様に覚えておきましょう。