「お気兼ねなくご連絡ください」という言い回しについての解説です。
「お気兼ねなくご連絡ください」とは?意味
「お気兼ねなくご連絡ください」は、遠慮なく連絡してほしいという意味です。
「お気兼ね」という言い回しが、遠慮を意味し、「なく」という言葉で遠慮という行為を打ち消しているがゆえ、遠慮なく連絡してほしいという意味になります。
「お気兼ねなくご連絡ください」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
上記は、相手に対して遠慮することなく連絡してほしいという意味でビジネスでは使用します。
ですが、本当にビジネスで遠慮をするなと言われると、ついつい欲というものが出てしまい、相手の気持ちを考えずに、連絡をしてしまい、相手方が実は不快に思っていたりすることがあるので、この言葉の注意点としては、あくまで相手側が遠慮せずに連絡をしてほしいと言っていても遠慮という配慮を忘れないほうが良いでしょう。
「お気兼ねなくご連絡ください」を使った例文
・『私どもは24時間体制なので、お気兼ねなくご連絡ください』
「お気兼ねなくご連絡ください」の返答や返信例
「お気兼ねなくご連絡ください」についての返事は、どのようなことを気兼ねすることなく連絡をしてよいと言われているかです。
つまり、こちらとしては連絡や報告をし辛いことを相手に連絡する場合、ズバズバと連絡してよいのかという問題があります。
つまりは、この言葉を真に受けて、本当は赤字があるのに、ビジネス契約を取り付けようと思っている場合、「実は、赤字額が200億あります」と連絡してビジネスを破綻させるか、あえて赤字を伏せて都合の良いことだけ相手に伝えてビジネスを継続するかというのが、この言葉に対してのビジネスマン側の返事です。
まとめ
「お気兼ねなくご連絡ください」は、一応相手側に対して遠慮なく連絡してくれという意味になるんですが、ビジネスの場合、どのようなことを相手に連絡するかによって遠慮というものが生まれます。
たとえば、自分たちが赤字があるのにもかかわらず赤字相手に対してビジネスを行いたいと思っている場合、遠慮することなく、自分たちは赤字がありますがビジネスを継続しますかと連絡した場合、、おそらく相手は、契約を打ち切る可能性が高いので、このワードに対する答えは、実は遠慮というものを考慮しないといけないケースがあるのです。
よって、ビジネスにおいては、「お気兼ねなくご連絡ください」は、時として遠慮をする必要が実はあるのです。
つまり、ビジネスの世界では、言葉を真に受けて、本当のことを連絡した場合、相手側が引いて委縮してしまい、契約が無かったことになるかもという話です。