「良いですね」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「良いですね」とは?
「良いですね」は、良いと思うことを同調のトーンを含めて相手に伝達するための言葉です。
また、「です」を使用していることから、丁寧な表現になっているとも言えます。
「です」は丁寧語の語尾と使用されるものです。
他には「ます」がありますが、「良い」と組み合わせて使用することはありません。
この丁寧語の「です」に「ね」を付与して、「ですね」と使用できます。
これは、「良い」と思うことを同調する意味で使用できます。
さらに、相手に「これで良いか」という意味の「念押し」としても使用できるのです。
同じ使い方でも意味が異なるものになるので、どのような意味で伝わるかに注意しながら使用するべき言葉なのです。
「良いですね」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「良いですね」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、後輩が社内の風土改善を進めていたとします。
社員同士の理解を深めるために、懇親会を企画してくれました。
このような場合には、「その取り組みは、とても良いですね」と述べるとよいでしょう。
これにより、相手に考えに同調の意を示すことが可能になるのです。
この言葉を使用する場合には、「良いですね」が複数の意味を取りえることに注意しましょう。
同調の意味もあれば、念押しのための同意要請としても使用できるのです。
この二つの意味を混同しないように、周囲の言葉や文脈で、十分に補ってあげる必要があるのです。
「良いですね」を使った例文
「良いですね」を使った例文を挙げます。
例文のように、「同調」と「念押し」の二つの意味で使用できるため、どちらを意図しているかが分かるように文章を作成するとよいでしょう。
・『その取り組みは、とても良いですね』
・『こちらに記載の内容で、本当に良いですね』
・『いままで気が付きませんでしたが、なかなか良いですね』
「良いですね」の類語と敬語での言いかえ
「良いですね」の類語と敬語を解説していきます。
「良いですね」の類似表現
「良いですね」の類似表現には、「いいですね」があります。
「よい」をカジュアルな口語表現にしたのが「いい」なので、同じ意味の言葉として使用できるでしょう。
「良いですね」の敬語表現
「良いですね」を別な方法で敬語表現にするとどうでしょう。
たとえば「よろしいですね」に言いかえできます。
まとめ
このように「良いですね」は、「同調」と「念押し」の二つの意味で使用できるフレーズです。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。
