「このような形になってしまい申し訳ございません」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「このような形になってしまい申し訳ございません」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では「このような形になってしまい申し訳ございません」について解説をします。

「このような形になってしまい申し訳ございません」とは?意味

「このような」は前にくる語を指しており、そのことについて相手にすまないという意を示す語です。

「このよう」には、こんな、こんなふうという意味があります。

たとえば、今目の前に新作ケーキが置かれているとします。

デコレーションはこうで、飾りはこうでなど、いろいろと口で説明することができますが、目の前にあるものは実際に見てもらえば様子を知ってもらうことができます。

そこで、目の前のものを指して「このような」と表現します。

「形」にはいくつもの意味があり、物の姿・かっこう、名目、結果としての状態、人の態度などをいいます。

「しまい」「しまう」のことで、終わりになる、完了するという意味です。

「申し訳ございません」「申し訳ない」という意味で、相手に対してのすまない意があります。

「ございません」を使って丁寧にしています。

「このような形になってしまい申し訳ございません」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

相手に謝罪をするときに使用をします。

この言葉を使う側が悪い場合に使用をし、あきらかに相手が悪い場合には使用しないことが一般的です。

しかし、あきらかに相手が悪い場合でも、相手が自分よりも上の立場だったり、体裁を取り繕うためだったりして、悪くないであろう側が使うこともあります。

この言葉を使うときに「このような形」というのではなく、具体的な事柄を示した方がより丁寧になります。

たとえば、発注ミスがあって納入が遅れてしまったとします。

そのときに、「発注ミスがありまして」「発注ミスによる納入の遅れがありまして」など、「このような形」が指すものを具体的にあげて説明をすると、より分かりやすく丁寧です。

相手に謝罪の意を示す言葉なので、言葉だけでなく態度でも申し訳ないようすを示す必要があります。

態度が伴わないと相手に謝罪の気持ちが伝わりません。

相手が目の前にいる場合は、腰を折って頭を低くすると謝罪の意が伝わりやすいです。


「このような形になってしまい申し訳ございません」を使った例文

・『今回はこのような形になって申し訳ございません』

「このような形になってしまい申し訳ございません」の返答や返信例

この言葉を言われた側の対応の仕方は2つ考えられます。

ひとつは、謝罪を受け入れて相手を許すことです。

「わかりました」「許します」などの返答が考えられます。

今後、気をつけて欲しい場合は「今後は気をつけてください」などの言葉を加えます。

もう一つは、謝罪を受け入れないです。

この場合、「許しません」など相手を拒否する返答をすることになります。

まとめ

この言葉は、相手に対してすまない気持ちを表すときに使用をします。

謝罪の意があるので、言葉の使い方も態度も丁寧であることが大切です。