「お褒めいただきありがとうございます」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「お褒めいただきありがとうございます」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では「お褒めいただきありがとうございます」という言葉について説明していきます。

「お褒めいただきありがとうございます」とは?

褒められたときに返すお礼で、同一組織内では使わず、顧客、商談相手など他者の関係にある人から褒められた時に使うのが一般的です。

挨拶の会話で褒めるケースも多くその際に使われます。

口頭で使うことが多い言葉ではありますが、スーパーのお客様の声のようなケースで店員を褒める場合の返答として文書で使うことが見られます。

チャットやLINE、Twitterなど即時性のあるコミュニケーションツールでも使われます。

「先日はお褒めいただきありがとうございます」とすると期間を開けても使えますが、基本的にはその会話で返すべき言葉ではあります。

「お褒めいただきありがとうございます」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

「お褒めいただきありがとうございます」「お褒めいただき恐縮です」よりもポジティブな面で使いやすいと言えます。

ただし上司など相手を立てるというときは「お褒めいただき恐縮です」や、「上司の指導の賜物です」など言った言葉を使うことも考えられます。


「お褒めいただきありがとうございます」を使った例文

・『お褒めいただきありがとうございます、ご好評にいただいたので入荷を増やしています』
商品を褒められたときの店員さんの返す言葉としての例文です。

ご好評に~の部分は褒められた商品の良いエピソードを追加するという形になります。

・『お褒めいただきありがとうございます、これからも全力を尽くしていきます』
褒められた返答としての使い方で、社内表彰などで褒められるケースの返答例となります。

どちらかと言えば口頭で使う例と言えるでしょう。

・『お褒めいただきありがとうございます、当人にも伝えておきます』
スーパーなどのお客様の声などで店員を褒められた際の返答例です。

「お褒めいただきありがとうございます」の類語や敬語での言いかえ

「お褒めに預かり光栄です」がより丁寧にしたものと言えます。

「褒めてくれてありがとう」あたりが敬語を抜いたもので、「ありがとう」が最低限の返答と言えるでしょう。

「お褒めいただきありがとうございます」の類似表現

「お褒めいただき嬉しい限りです」 「お褒めいただき恐縮です」など意図の同じ言葉があります。

「お褒めいただきありがとうございます」の敬語表現

「お褒めに預かり光栄です」がより丁寧な表現ですが「お褒めいただきありがとうございます」も敬語です。

「お褒めいただきありがとうございます」の返答や返信例

この言葉の時点で褒める話題は終わりというケースが多く、次の話題に切り替えるのがベターと言えますが、称える言葉を続けることも長過ぎなければ問題ないでしょう。

まとめ

「お褒めいただきありがとうございます」という言葉は返答の言葉で褒めるというプロセスがない限りは使えません。

この言葉から自分が褒められる業績の話をするという方向にも進むことがあります。