この記事では「ご回答ありがとうございます」について解説をします。
「ご回答ありがとうございます」とは?意味
質問や求めなどに答えてくれたことへの感謝の言葉です。
「ご回答」は「回答」に「ご」をつけた言葉で、質問や求めなどに答えることという意味があります。
「ご」は、他人の行為を表す語について、その人に対して尊敬の意を表す語です。
この場合は、聞き手が回答をしており、聞き手に尊敬の意を表しています。
「ありがとうございます」は感謝の意を表す言葉です。
「ご回答ありがとうございます」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、質問や求めなどに答えてくれたときに、感謝の気持ちを表すために用います。
尊敬の意を表す言葉を使用しているので、目上の人、取引先の相手、お客様などに対して用いることが可能です。
自分よりも下の立場のものに質問などをして、それに答えてくれたらお礼を述べることでしょう。
そのときには、この言葉は用いません。
なぜなら、相手に尊敬の意を表す語を使用しているからです。
自分よりも下の立場のものにお礼を述べるときには、「ご回答」は「回答」とします。
カジュアルな雰囲気で「ありがとう」と伝えてもよいでしょう。
では、具体的にどういった場面で使われるのかというと、わからないことを先輩に聞いて答えてくれたとき、見積もりなど疑問点を取引先に聞いて答えてくれたとき、お客様にアンケートをとって答えてくれたときなどです。
回答から間が空いてお礼を述べても、何のことだか言われた方はピンときません。
そして、お礼が遅くなると失礼なやつだと思われることもあります。
そのため、回答をしてもらったら、できるだけ早めにお礼を伝えるようにします。
また、この言葉に別の言葉を添えると、より気持ちが伝わりやすくなります。
すぐに回答してくれたなら「素早いご回答」、丁寧に回答をしてくれたなら「丁寧なご回答」とするのです。
「ご回答ありがとうございます」を使った例文
・『アンケートへのご回答ありがとうございます』
「ご回答ありがとうございます」の返答や返信例
相手は返答を求めていないので、言葉を返す必要はありません。
また、お客様へのアンケートの場合だと、返答をしたくてもできない場合があります。
もしも何か言葉を返すなら、「また声をかけてください」「また力になります」など、協力をする気持ちを伝えるとよいでしょう。
まとめ
この言葉は、質問や求めに答えてくれたときに、感謝を伝えるために用います。
敬意を表す言葉を使用しており、目上の人などに使用しても失礼にはなりません。
丁寧にお礼を述べれば、こちらの気持ちがしっかりと伝わることでしょう。