「気さくに」とは?
ビジネスでの使い方、敬語での言い換えなど、分かりやすく解説していきます。
「気さくに」とは?
「気さく」は「人柄がさっぱりしており、こだわらない様子」や「気取りがなくて親しみやすい様子」を意味する言葉です。
ここでは、「気さくに」としていることから、言葉を組み合わせて使用する必要があります。
たとえば、「気さくに振る舞う」とすれば、明るくさっぱりとした振る舞いを示すでしょう。
また、「気さくに受け答えする」とすれば、フランクな態度で受け答えしている事を表現できるのです。
「気さくに」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「気さくに」を使う場合には、どのようなものがあるでしょうか。
たとえば、あなたが先輩に質問にいったとします。
すると、先輩は、あなたの質問に嫌な顔ひとつせず、丁寧に答えてくれました。
このような場合には、「気さくに教えてくださり、ありがとうごいます」と述べるとよいでしょう。
これにより、相手があなたに親しみやすい態度で接してくれたことを、上手に言いかえて表現できるのです。
この言葉を使用する場合には、「気さくに」に組み合わせる言葉に注意しましょう。
たとえば、「気さくに応じる」などのように使用すると、分かりやすい表現になります。
しかし、「気さくに断る」のように使用すると、アンバランスな言葉になるのです。
「気さく」はポジティブな意味を持ちます。
そのため、否定的な言葉との組み合わせには、相性が悪いのです。
そのことに注意しながら、組み合わせる言葉を選定する必要があるのです。
「気さくに」を使った例文
「気さくに」を使った例文を挙げます。
例文のように、相手の親しみやすい態度などを想像して「気さくに」を使用すると、自然な文章を作成できることでしょう。
・『気さくに回答いただけて、こちらも安心できました』
・『気さくに応対していただけたことに、感謝いたします』
・『気さくに話してくださるので、つい調子に乗ってしまいました』
「気さくに」の類語と敬語での言いかえ
それでは「気さくに」の類語と敬語での言いかえを説明します。
「気さくに」の類似表現
「気さくに」の類似表現には、「フランクに」があります。
「気さく」も「フランク」も、親しみやすい打ち解けた様子を示す、類似の言葉だと言えるのです。
「気さくに」の敬語表現
「気さくに」を敬語表現にはできません。
これを敬語表現にする場合は、組み合わせる言葉で実現するべきです。
たとえば「気さくに対応くださり」のように、尊敬語を組み合わせる手段があります。
まとめ
このように「気さくに」は、相手の親しみやすい態度を表現するためのフレーズです。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。