「どのように思われますか」とは?
ビジネスでの使い方、敬語での言い換えなど、分かりやすく解説していきます。
「どのように思われますか」とは?
「どのように思われますか」は、「どう思うか」と同じ意味だと言えます。
「どのように」は、「どの様に」とも表現できます。
「どの」というのは、不明なものを指し示す言葉です。
これに「様子」や「状態」を示す「様に」が付与されて「どのように」になるのです。
そのため、単純に「どう」と言い換えても、さほど意味は変わらないのです。
また、「思われますか」は、「思われる」に丁寧語の疑問文である「ますか」を付与したものだと言えます。
そして「思われる」は、「思う」の尊敬語になるのです。
「どのように思われますか」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「どのように思われますか」を使う場合には、どのようなものがあるでしょうか。
たとえば、あなたが会議で司会を担当していたとします。
参加者からは多くの意見が出ましたが、部長からは意見を聞けていないのでした。
そのため、あなたは部長からも意見をもらう事にしたのです。
このような場合には、「部長は、皆の意見に関してどのように思われますか」と述べるとよいでしょう。
これにより、相手に対して丁寧な言葉で、「どう思うか」を問いかけできるのです。
この言葉を使用する場合には、「どのように」の使い方に注意しましょう。
これは、「どのように」としてもよいですし、「どう」や「どんな風に」などに言いかえもできるのです。
文脈や状況に応じて、使いやすい言葉を上手に使用するとよいでしょう。
「どのように思われますか」を使った例文
「どのように思われますか」を使った例文を挙げます。
例文のように、主語や意見をうかがう対象を先に述べるようにすると、分かりやすい文章を作成できるでしょう。
・『部長は、どのように思われますか』
・『部長は、皆さんの意見をどのように思われますか』
・『部長は、今度の人事異動の結果をどのように思われますか』
「どのように思われますか」の類語と敬語での言いかえ
それでは「どのように思われますか」の類語と敬語での言いかえを説明します。
「どのように思われますか」の類似表現
「どのように思われますか」の類似表現には、「いかように思われますか」があります。
「いかが」や「いかように」を使用すると、敬語表現には相性のよい類似表現になるでしょう。
「どのように思われますか」の敬語表現
「どのように思われますか」を、別な敬語表現で言いかえるとどうでしょうか。
たとえば、「どのようにお思いですか」のように言いかえできます。
まとめ
このように「どのように思われますか」は、相手がどう思うかを質問するためのフレーズです。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。
