この記事では「今からそちらに向かいます」について解説をします。
「今からそちらに向かいます」とは?意味
今この言葉を述べている時点から、向かうという行動をすることを表すものです。
「今」は、この言葉を述べているときを指しています。
「から」は動作や作用の起点を表す語で、この場合は時間的起点を表しています。
「昼食会は午後12時から始まる」という場合だと、午後12時が昼食会という行為をする起点であることを意味します。
「そちら」は指示代名詞で、聞き手に近い方を指します。
「向かいます」は「向かう」と「ます」をつなげたものです。
「向かう」には、ある方向を目標として動いていく、目的地を目指して進むという意味があります。
「山の頂上に向かう」のような使い方をする言葉です。
「ます」は敬意を表します。
「今からそちらに向かいます」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、これからある目的地を目指して進んで行く際に使用をします。
AさんはB会社にでかけるとこです。
でかける際にB会社に連絡をすることにしました。
これから自社をでて、そちらの会社に行きますということを伝えるためです。
そのときに、この言葉を使用します。
「そちら」は聞き手に近い側を指す指示代名詞なので、「そちら」が指すのはこの場合だとB社のことです。
「今から」という言葉でも失礼にはならないのですが、丁寧な言い方の中では「ただいま」という言葉が使われることが多くあります。
「ただいま」は今、現在という意味です。
会うためにその人がいる場所に行くのであれば、「向かいます」は「伺います」と表現することもできます。
「伺う」は「訪ねる」「訪問する」の謙譲語です。
駅前で待ち合わせをしていて、その人に会うために駅を目指して移動することについて、「伺います」とすると違和感があります。
この場合は「向かいます」とするとよいでしょう。
約束をしていて遅れてしまいそうな場合は、早めに連絡をします。
「今からそちらに向かいます」を使った例文
・『今からそちらに向かいます。恐れ入りますが、もうしばらくお待ちください』
・『申し訳ございません。今からそちらに向かいます』
・『今からそちらに向かいます。
「今からそちらに向かいます」の返答や返信例
相手はこちらに向かってやってくるので待っています。
早く来るようにと急かしたくなるかもしれませんが、移動にはどうしても時間がかかるので、急かしても早く到着することは期待できないでしょう。
まとめ
この言葉は、これから聞き手の方に向かって進むときに使用をします。
そちらに向かうと約束をしていた場合は、約束の時間に遅れないようにしましょう。