「ただいま向かいます」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「ただいま向かいます」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では「ただいま向かいます」について解説をします。

「ただいま向かいます」とは?意味

今からある目的地の方に行くという意味です。

「ただいま」は現在という意味で、今を強めた言い方です。

丁寧な言葉遣いをする際に使用されることが多くあります。

たとえば、「ただいまの時刻は9時です」のような使い方です。

「向かいます」「向かう」「ます」をつなげたものになります。

「向かう」は、ある方向を目指して進むという意味で、目的地に向かって移動をすることをいいます。

「頂上に向かう」のような使い方をします。

「ます」は敬意を表す語です。

「ただいま向かいます」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、これを述べている現在から、向かうという行動をすることを表す際に使用をします。

たとえば、この言葉を述べたのが10時だとします。

この人は聞き手の家に行こうをしています。

その場合、「ただいま」が指しているのはこの発言をした10時のことです。

10時にこの人がいる場所、家かもしれないし、会社かもしれません、そこから聞き手の家を目指して進むことを表します。

家に向かうことは「訪れる」ともいえます。

「訪ねる」の謙譲語は「伺う」です。

そのため、向かう先が聞き手の家や属している会社などの場合は、「向かう」「伺う」とすることができます。

向かうは、訪れるという意味ではありません。

そのため、向かう先が山や公園などの場合には「ただいま伺います」とはせず、「向かいます」の言葉を使うことが一般的です。


「ただいま向かいます」を使った例文

・『ただいま向かいます。もうしばらくお待ちください』
・『お待たせして申し訳あありません。ただいま向かいます』
・『ただいま向かいます。もうしばらくお時間をください』

「ただいま向かいます」の返答や返信例

今から目的地に向かって進んで行くので、しばらく待っていましょう。

移動方法は、電車、車、徒歩、バスなどさまざまなものが考えられます。

急いでいると交通事故にあう危険性があるので、早く向かって欲しいかもしれませんが、急かさないようにしましょう。

気をつけて来るようにという意を伝えるとよいかもしれません。

約束をしていて、その時間に遅れるような場合でも、叱らないようにしましょう。

たいていは、この言葉は電話やメールで使われます。

聞き手を前にして述べられるのではありません。

叱っている時間がもったいなく、その分向かうのが遅くなってしまうので、注意をするならやってきてからです。

まとめ

この言葉は、今からある目的地に進んで行く際に使用をします。

目的地には時間に遅れないように向かいましょう。