「ご連絡いただきました件につきまして」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「ご連絡いただきました件につきまして」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では「ご連絡いただきました件につきまして」について解説をします。

「ご連絡いただきました件につきまして」とは?意味

連絡をもらった事柄に関してという意味です。

「ご連絡」「連絡」「ご」をつけたもので、情報などを知らせるという意味です。

「ご」は、他人の行為を表す語について、その人に対する敬意を表します。

この場合は、連絡をした人、つまり聞き手に敬意を表しています。

「いただき」「いただく」のことで、動詞の連用形に接続詞の「て」がついて形に添えて使用をすると、話し手や動作の受け手にとって恩恵になることを他人から受ける意です。

「ご連絡いただき」「ご連絡していただき」を意味します。

「ました」「た」は過去や完了を表します。

つまり、相手がある事柄について連絡をしてきたのは過去のことです。

「つきまして」は、ある事柄に関してという意味です。

漢字で書くと「つき」「就き」となります。

「ご連絡いただきました件につきまして」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、過去に連絡があった事柄を指すときに使用をします。

たとえば、10日に取引先の人から商品への問い合わせがあったとします。

今は13日です。

10日にあった問い合わせは13日の時点では過去のことなので、「ご連絡いただきました」「た」を使った過去の表現をします。

「つきまして」の後には、連絡をもらった事柄への回答が続きます。

「ご~いただき」の形で相手に敬意を表しているので、目上の人や取引先の人に対して用いても問題ありません。

その場合「つきまして」の後に続く言葉も丁寧にします。

相手から連絡があり、それに対しての返答の連絡が遅れてしまうこともあるでしょう。

連絡が遅れることで迷惑をかけている可能性があるので、謝罪の言葉を添えることが望ましいです。

一言添えるだけで、相手を気遣っていることが伝わります。


「ご連絡いただきました件につきまして」を使った例文

・『ご連絡いただきました件につきまして回答いたします』
・『ご連絡いただきました件につきまして、もうしばらくお時間をください』

「ご連絡いただきました件につきまして」の返答や返信例

何について連絡をしたのかや、「つきまして」の後にくる言葉によって返答内容が変わります。

「つきまして」の後には、こちらが連絡をした事柄について何か述べられあるので、相手の話を聞きましょう。

疑問点などがあれば質問をします。

まとめ

この言葉は、相手から過去にもらった連絡について、返答をするときに主に使用をします。

こちらからの返答を相手はまっているはずなので、できるだけ素早く返事ができるとよいでしょう。