「以後よろしくお願いします」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「以後よろしくお願いします」とは?
「以後」は、「いご」と読みます。
これは「それからのち」を示す言葉です。
似たような言葉に「以降(いこう)」がありますが、こちらも同じ意味で使用されます。
ここでは「よろしくお願いします」と組み合わせて使用しています。
このように使うことで、今の時点から未来に向かって、継続的に「よろしくお願いします」という意味になるのです。
なお、「よろしく」は「宜しく」と表記できます。
一般的には仮名表記で使用するほうが多いですが、おぼえておいてもよいでしょう。
また、「よろしくお願いします」は相手に何かを依頼する場面で使用される定番フレーズです。
相手や状況によっては「よろしくお願いいたします」などの謙譲表現にして使用するとよいでしょう。
「以後よろしくお願いします」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「以後よろしくお願いします」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、あなたが顧客に後輩を紹介したとします。
今後、自分が担当していた顧客を、後輩に引き継ぐ計画なのでした。
このような場合には、「私の後輩ですので、以後よろしくお願いします」と述べるとよいでしょう。
これにより、今後よろしくお願いしたい旨を相手に上手に伝達できるのです。
この言葉を使用する場合は、「以後」の使い方に注意しましょう。
「以後」、「以降」、「今後」、「これから」など、同じ意味で複数の選択肢が存在します。
そして、それぞれに言葉の印象が異なるのです。
場面に応じて適切な言葉を選択するとよいでしょう。
「以後よろしくお願いします」を使った例文
「以後よろしくお願いします」を使った例文を挙げます。
例文のように、何をお願いするかを一緒に述べるようにすると、分かりやすい文章になるはずです。
・『当社の商品を、以後よろしくお願いします』
・『私の後輩ですので、以後よろしくお願いします』
・『私が担当いたしますので、以後よろしくお願いします』
「以後よろしくお願いします」の類語と敬語での言いかえ
「以後よろしくお願いします」の類語と敬語を解説していきます。
「以後よろしくお願いします」の類似表現
「以後よろしくお願いします」の類似表現には、「以降よろしくお願いします」があります。
「以後」と「以降」は、同じ意味の言葉だと言えるのです。
「以後よろしくお願いします」の敬語表現
「以後よろしくお願いします」を別な方法で敬語表現にするとどうでしょう。
たとえば「以後よろしくお願い申し上げます」に言いかえできます。
まとめ
このように「以後よろしくお願いします」は、今後よろしくお願いしたい相手に使用できるフレーズです。
ビジネスでも使用できる言葉なので、おぼえておくとよいでしょう。