この記事では「ご記入願います」について解説をします。
「ご記入願います」とは?意味
所定の用紙などに文字や記号をしるすようにという意味です。
そうして欲しいと求めています。
「ご記入」は、決められた用紙などに文字や記号をしるすことという意味です。
「ご」は相手の行為を表す語について、その行為をする人に対して尊敬の意を表すものです。
この場合は、記入をする人に対して尊敬を表しています。
「願い」は願うことで、そうするように求めることです。
「ます」は敬意を表します。
「ご記入願います」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、用紙に文字などを書いてもらいたいときに使用します。
「ご」をつけた言葉を用い、その行為をする人に対して敬意を表しているので、目上の人、取引先の人、お客様などに対して用いることができます。
「願います」という表現は、人に頼むときに用いるものです。
命令ではないので、失礼ではありません。
ただし、態度によっては上から目線のように感じられてしまいます。
言葉遣いだけでなく、態度も大切なのです。
お願いをする低い姿勢で述べると、上から目線の印象がなくなります。
その他には「~していただけますか」という表現もあります。
「いただく」は、動詞の連用形に接続詞の「て」を添えた形について用いると、話し手や動作を受けるものにとって恩恵にあることを他人から受けるという意になります。
記入をしてもらうことが、話し手にとって恩恵になる場合「~していただけますか」と表現をします。
何かを記入してもらうときには、用紙を差し出し、どこに何を書けばよいのかを示すようにしましょう。
用紙だけを渡しても、どこに何を書けばよいのかわからないので、必要なところはどこだと示すことが望ましいです。
筆記用具を差し出すとさらに丁寧です。
聞き手は記入するためのものを持っていない可能性が高いので、ペンなどを差し出しましょう。
必要な事柄を書いてもらったなら、お礼を述べます。
「ご記入願います」を使った例文
・『こちらの用紙にご記入願います』
「ご記入願います」の返答や返信例
求められている事柄を行います。
何かの申し込みや手続きの際に述べられることが多く、求められている事柄を行わないと申し込みなどができないので、断ることはないでしょう。
相手が読める文字で書くように心がけます。
文字が汚いと自信がなくても、ゆっくり丁寧に書くことを心がければ、相手は読めるでしょう。
まとめ
この言葉は、決められた用紙などに何かを書いてもらうときに用います。
相手を敬いながらお願いをしているものです。
お願いをする際には、丁寧な言葉遣いをするだけでなく、態度にも気をつけましょう。
