この記事では「ご意見等ございましたら」について解説をします。
「ご意見等ございましたら」とは?意味
ある事柄について思うところがあるならば、考えを持っているならばという意味です。
「ご意見」は、ある事柄についての考え、思うところという意味です。
「ご」は、他人の行為を表す語について、その行為をする人に対して尊敬の意を表します。
この場合は意見をする人に対して尊敬の意を表しています。
「等」は、一例をあげたり、いくつかのものを並べて示したりして、そのものだけでなく他にも同じようなことがあるという意を表すものです。
「など」と読みます。
「ございまし」は「ございます」のことで、「ある」の丁寧語です。
「たら」は、実現していない事柄を仮に実現したと考えていう意です。
「ご意見等ございましたら」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、意見を欲しいときに用います。
「ございましたら」の後には、「お待ちしています」「おっしゃってください」など、意見をいって欲しいという意の言葉が続きます。
「ご意見」と「ご」をつけて意見をする人に対して尊敬の意を表しているので、目上の人や取引先の人に対して述べても失礼ではありません。
その場合、「たら」の後に続く言葉も丁寧にします。
お客様に対して用いられることもある言葉です。
たとえば、ご意見箱です。
店によっては、お客様からの声を聞くために、ご意見箱を設けています。
お客様が店に対して伝えたいことを紙に書いて、箱に入れておきます。
何か店側に要望などがあれば書いてくださいという意味で、この言葉を用いています。
テレビでも使われています。
番組に対して伝えたいことがあるならば、メッセージをくださいという意味で、番組の最後に使われることがあります。
意見をもらったなら、その考えを参考にして物事を改善していきましょう。
そうすることで、よりよい組織に成長をしていきます。
意見はもらうだけでは役に立たず、事業の改善などに使うことで意味のあるものになるのです。
「ご意見等ございましたら」を使った例文
・『ご意見等ございましたら、ご記入ください』
「ご意見等ございましたら」の返答や返信例
意見がある場合には、自分が考えていることを伝えます。
口頭で伝える場合もあれば、用紙に記入をして伝える場合もあります。
意見がなければ、返答する必要はありません。
対面、電話、メールであれば、意見がない旨を伝えてもよいでしょう。
まとめ
この言葉は、他人の考えを知りたいときに用います。
ある事柄についての他人の考えを聞くことは、よりよい企業を作っていくために役立ちます。
意見を聞くだけでなく、それを役立てていきましょう。