この記事では「お迎えに向かいます」について解説をします。
「お迎えに向かいます」とは?意味
迎えに行きますという意味です。
「お迎え」は「迎える」を丁寧にいったり、迎えるその人を敬っていったりする語です。
丁寧にいう意だと「子どものお迎えの時間」のような使い方をし、迎えるその人を敬っていう意だと「社長をお迎えする」のような使い方をします。
「向かいます」は「向かう」と「ます」をつなげたものです。
「向かう」には、ある目的地を目指して進むという意味があります。
たとえば、「人と会うために喫茶店に向かう」のような使い方をします。
「ます」は聞き手に対して敬意を表すものです。
「お迎えに向かいます」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、聞き手を迎えに行くときに使用をします。
迎える相手は目の前にはいないので、電話やメールで用いられます。
迎えに行くという行動をするのは話し手、迎えられるのは聞き手です。
「お迎え」と表現をすることで、迎える相手のことを敬っています。
そのため、この表現でも目上の人に対して失礼ではないように感じますが、もう少し丁寧にした方がよいでしょう。
「向かいます」は「まいります」と表現することができます。
「まいる」は「行く」「来る」の意をへりくだって表現したものです。
自分の側を低めて表現しているので、「行く」「来る」をするのは話し手になります。
「伺う」とすることもあります。
「伺う」は「訪ねる」「訪問する」の謙譲語です。
「訪ねる」とは、人と会うためにその場所に行くことです。
迎えるというのは、人と会うことでもあるので、迎える相手を敬って「伺う」とすることもできます。
「伺う」は「聞く」「尋ねる」の謙譲語でもあるので、「行く」という場合は「まいる」とした方がよいでしょう。
「お迎えに向かいます」を使った例文
・『これからお迎えに向かいます』
・『お迎えに向かいます。もうしばらくお待ちください』
・『お迎えに向かいます。会えることを楽しみにしています』
「お迎えに向かいます」の返答や返信例
迎えにきてくれるので待っていましょう。
わざわざ迎えにきてくれるので、感謝の言葉を伝えます。
迎えにくる者のが自分よりも下の立場の者であったり、迎えにくるのが当然であったりしても、お礼を伝えることが望ましいです。
何かをしてくれたときにお礼を伝えることは、人間関係を良好に保つために大切です。
まとめ
この言葉は、聞き手を迎えに行く際に使用をします。
相手を敬った言葉を使用していますが、もう少し丁寧にできるので、表現を変えてみるとよいでしょう。
そして、迎えに行くのが遅くならないように気をつけましょう。