「力が湧く」とは?慣用句やビジネスでも使える言葉を分かりやすく解釈

「力が湧く」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では「力が湧く」について解説をします。

「力が湧く」とは?

やる気や頑張ろうという気持ちが出てくるという意味です。

「力」には、気力、迫力という意味があります。

腕力や影響力という意味もありますが、この言葉の場合はこれらの意味ではありません。

気力、迫力という意味では、「力が抜ける」のような使い方をします。

「湧く」は、ある考えや感情が生まれるという意味です。

「疑問が湧く」のような使い方をします。

「力が湧く」の使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、内側からやる気や頑張る気持ちが出てくることを指して用います。

たとえば、おいしいものを食べたときです。

悲しいときには、何かをしようという前向きな気持ちは出てこないことでしょう。

内側にこもってしまい、他人から見ると気力を感じられない状態になります。

そんなときでも、おいしいものを食べると内側から元気がもりもりと湧いてきます。

そうして、やる気や頑張る気持ちが高まっていきます。

そのときの、やる気などが出てくるさまを意味する言葉です。

何によって「力が湧く」のかは、人によって異なります。

おいしいものを食べてその状態になる人もいれば、誰かの言葉によって、映画を見ることによって、スポーツ観戦をすることによってなど、さまざまです。

自分が好きなことをする、感動するものに触れる、頑張っている人を見るなどすると、この言葉が意味する状態になりやすいです。

人は他人や環境からの影響を受けます。

映画を見て感動をしたり、景色を見て感動したりするのは、外から影響を受けているといえます。

スポーツ観戦をすると、選手たちのように頑張ろうという気持ちが出てきて、これも自分の外側から影響を受けているといえます。

つまり、何かが働きかけることによって「力が湧く」という状態になるのです。

「湧く」という漢字ですが、同じ読みで「沸く」があります。

気持ちなどが生まれることには、「湧く」を使用します。


「力が湧く」を使った例文

・『力が湧く言葉をもらった』
・『不思議と力が湧く』

「力が湧く」の類語や言いかえ

他の表現をすることもできます。

「力が漲る」

漲るは、力や感情などがあふれそうなほどいっぱいになるという意味です。

「やる気が出る」

進んで何かをしようとする気持ちが生まれことです。

人から言われてしぶしぶ何かをすることではなく、自ら行うときの気持ちを意味します。

まとめ

この言葉は、やる気や頑張る気持ちが生まれるという意味です。

ときには元気がない状態になることがありますが、映画を見たり、スポーツ観戦をしたり、おいしいものを食べたりすると、力が生まれてくることでしょう。