この記事では「進展がありましたらご連絡ください」について解説をします。
「進展がありましたらご連絡ください」とは?意味
物事が進行して新たな状態になったなら連絡をして欲しいという意味です。
「進展」には、物事が進んで新しい状態や状況が現れることという意味があります。
「ありましたら」は、もしもそうなったらといった意味です。
「あり」は存在するという意味、「まし」は「ます」のことで敬意を表す語、「たら」は実現していない事柄を仮に実現したと考えて言う語になります。
「ご連絡」は、情報などを知らせるという意味です。
「ご」は他人の行為を表す語について、その行為をする人に対して尊敬の意を表します。
「ください」は「くださる」の命令形です。
「進展がありましたらご連絡ください」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、もしも物事の状態や状況に変化があったときに、電話やメールなどで知らせて欲しいと考えている場合に用います。
「たら」は、実現していない事柄を仮に実現したと考えて言う意なので、この言葉を使用している時点では進展はありません。
「ご連絡」は「ご」をつけることで、連絡をする相手に対して尊敬の意を表しています。
そのため、目上の人や取引先の人に対して用いることが可能です。
しかし、「ください」という表現は押しつけがましく感じられるので、別の表現をしてもよいでしょう。
別の言い方には、「幸いです」や、問いかけの形にした「~してくださいますか」「いただけますか」などがあります。
こういった表現なら、柔らかく伝えることができます。
これらの表現は強制力が弱いので、連絡がなくてはならないときには「ください」とすることが適切です。
連絡方法を具体的にしておいてもよいでしょう。
電話の方が都合がよい場合もあれば、メールの方が都合がよい場合もあります。
電話の場合なら、いつ頃なら受け取ることができるのかを伝えておけば、確実に電話に出ることができます。
「進展がありましたらご連絡ください」を使った例文
・『○○の件について進展がありましたらご連絡ください』
「進展がありましたらご連絡ください」の返答や返信例
状況や状態が変わったときに連絡をすることを承知した旨を伝えます。
その後に何も変わったことがなければ、連絡をする必要はありません。
まとめ
この言葉は、物事が進んで変化があったときに連絡が欲しいことを伝える際に用います。
職業によっては、物事の変化が頻繁に起こっています。
すぐに情報が欲しいこともあるでしょう。
そういったときに用いるものです。
情報を素早く得ることができれば、物事に素早く対応できることでしょう。
