この記事では「お時間をいただくことはできますでしょうか」という言葉について説明していきます。
「お時間をいただくことはできますでしょうか」とは?
相手に対して時間をとらせてしまいますがいいですか?と尋ねる意味合いの言葉で、ここから少し時間を掛けた説明をするシーンなどに使う言葉ですが、「できますでしょうか」という言葉が二重敬語にあたるため、「お時間をいただくことはできますか」としたほうが無難な言葉と言えます。
「お時間をいただくことはできますか」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
言葉自体は敬語のため、目上の人にも使うことができます。
具体的にどのくらい時間がかかるかを言えると理想的ではありますが、そうはいかないケースも多いでしょう。
説明をするシーン、タクシーを呼ぶシーンなどで使うことができますが、タクシーでは「お待ちいただけますか」という言葉のほうがポピュラーと言えます。
接客で使う場合、商品を起動させたり、閲覧できる状態にする時間や一定の時間説明をするというシーンなどで使うことができます。
対面接客が使うシーンが多いと言えるでしょう。
レジなどではイレギュラーな事態があって待ってもらうという時に使うことはありえます。
「お時間をいただくことはできますか」を使った例文
・『説明いたしますのでお時間をいただくことはできますか』
説明するシーンの使い方で、接客や営業など様々な仕事で使うことができます。
「少し」など長さを示す言葉をつけることもあります。
・『明後日までお時間をいただくことはできますか』
修理などで使うケースです。
会社内の機器修理などでも使うことができます。
・『再発行いたしますのでお時間をいただくことはできますか』
カードや会員証などの再発行というケースです。
具体的に時間を伝えることもあります。
「お時間をいただくことはできますか」の類語や敬語での言いかえ
「お待ちいただくことはできますか」「お時間をくださることはできますか」「お時間がかかりますがよろしいですか」などが言いかえとして使えます。
「お時間をいただくことはできますか」の類似表現
「お時間を頂戴することはできますか」が最も意味に違いがない言いかえとして使えます。
「お時間をいただくことはできますか」の敬語表現
「お時間をいただくことはできますか」で敬語ですが、「お時間をくださると幸いです」などとすることもできます。
「お時間をいただくことはできますか」の返答や返信例
わかりましたという場合、時間がないのでまたにしますという場合の二つが基本的な返答と言えます。
まとめ
お時間をいただくことはできますでしょうかと言う言葉は二重敬語にため、お時間をいただくことはできますかとするのがベターで、使うケースは少ないのですが特に文章では注意すべきでしょう。