「ご提案ありがとうございます」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「ご提案ありがとうございます」とは?
「提案」は、「案を提示すること」を意味します。
「案」は「考え方」を示します。
そして「提示」は、目の前に差し出すことを意味するのです。
そのため「提案」は「考え方を目の前に差し出す」ことを示しているのです。
この「考え方」にも広い意味があります。
たとえば、ただのアイデアのこともあります。
原稿や計画などを示すこともあります。
ここでは、そのような様々な提案の可能性があります。
この「提案」という言葉に接頭語の「ご」を付与して「ご提案」として丁寧にしています。
さらに「ありがとうございます」を組み合わせて感謝の気持ちを表現しているのです。
「ご提案ありがとうございます」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
「ご提案ありがとうございます」をビジネスで使用する場合、どんな使い方になるでしょう。
たとえば、あなたが委託先から来期の計画について提示を受けました。
その内容は、全体計画を見直してコストを削減できそうだという内容でした。
あなたは、この提案の内容について、好ましく感じたのでした。
このような場合には、「前向きなご提案ありがとうございます」と述べるとよいでしょう。
これにより、相手の提案に敬意をしめしながらも、感謝の言葉を伝達できるのです。
この言葉を使用する場合には、感謝の示し方に注意しましょう。
「ありがとうございます」でも問題はありませんが、少しカジュアルな言葉なのです。
フォーマルな表現が必要な場面では「感謝申し上げます」などに言いかえて使用するとよいでしょう。
「ご提案ありがとうございます」を使った例文
「ご提案ありがとうございます」を使った例文を挙げます。
例文のように単独で使用してもよいですし、冒頭に提案を形容する言葉を加えるのもよいでしょう。
・『ご提案ありがとうございます』
・『素晴らしいご提案ありがとうございます』
・『いつも有意義なご提案ありがとうございます』
「ご提案ありがとうございます」の類語や敬語での言いかえ
「ご提案ありがとうございます」の類語や敬語を解説していきます。
「ご提案ありがとうございます」の類似表現
「ご提案ありがとうございます」の類似表現には、「ご発案ありがとうございます」があります。
「提案」と「発案」は似ているようで違う言葉ですが、「案を出す」という意味では類似の言葉と言えるでしょう。
「ご提案ありがとうございます」の敬語表現
「ご提案ありがとうございます」を別な方法で敬語表現するとどうでしょう。
たとえば「ご提案感謝申し上げます」に言いかえできます。
まとめ
このように「ご提案ありがとうございます」は、相手が提案してくれたことに感謝を述べるためのフレーズです。
ビジネスでも使用できるものなので、おぼえておくとよいでしょう。