「お応えさせて頂きます」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「お応えさせて頂きます」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では「お応えさせて頂きます」という言葉について説明していきます。

「お応えさせて頂きます」とは?

要望、希望に応じるという意味の言葉で質問に対して答えるというケースでは「お答えさせていただきます」となります。

平仮名で「いただきます」としても問題ありません。

どちらか迷ったら平仮名の方がベターとも言えます。

「お応えさせて頂きます」という言葉は発声して使うケースも文章で使うケースもあり、商品のキャッチフレーズとして使う場合もありえます。

要望に対して時間をあけてから「お応えさせて頂きます」と返答を返すケースもあるといえ、必ずしも即答できる言葉ではありません。

「お応えさせて頂きます」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

要望、希望に対して応えるときのみ使う言葉であるというところが注意点ではあるのですが、発声して使うケースでは質問に対しても要望に対しても問題なく使えます。

接客に関しては要望に対して使われるため、注文住宅、自動車ディーラーなどであれば使うことはありえますが、レジ接客などではそう多く使うことはないでしょう。

「その要望に対しては新しいコピー機でお応えさせて頂きます」という使い方もできます。


「お応えさせて頂きます」を使った例文

・『お食事のアレルギーに関するご要望にはできる限りお応えさせて頂きます』
ホテルや旅館での使用例です。

要望をご相談とすることもあります。

・『こちらの製品でご要望にお応えさせて頂きます』
要望や条件に適合した製品を紹介する例で、この時点で買うということが決まったわけではありません。

ただし「こちらの製品ならご要望に叶うかと思います」のほうが言葉としてはポピュラーとは言えます。

・『海側の席をご用意してお応えさせて頂きます』
眺めのいい席はないですかという要望に対してのレストランでの返答例です。

「お応えさせて頂きます」の類語や敬語での言いかえ

「お応えします」「お応え申し上げます」「お応えいたします」などが挙げられます。

「お応えさせて頂きます」の類似表現

「ご対応させて頂きます」も多くのケースで言いかえができる類語です。

「お力になるかと思います」も状況によっては類語と言えます。

「お応えさせて頂きます」の敬語表現

「お応えさせて頂きます」の時点で敬語になっています。

「お応えさせて頂きます」の返答や返信例

「ありがとうございます」「よろしくお願いいたします」と答えられるケースはあります。

要望と異なった場合はまた要望を出すことになります。

まとめ

お応えさせて頂きますという言葉は要望に対する返答の言葉で、質問には使えないのですが、発声した場合「お答えさせて頂きます」となり、同じ音のため多少意識すれば問題ありません。