この記事では「前向きに検討してください」について解説をします。
「前向きに検討してください」とは?意味
積極的な姿勢で、ある事柄についてよいか悪いかを考えて欲しいという意味です。
提案をしたものなどについて検討をして欲しいことを表します。
「前向き」は、積極的な姿勢を指します。
消極的とは反対の態度です。
「検討」は、ある事柄についていろいろな面から調べ、よいか悪いかを考えるという意味です。
「ください」は「くれ」の尊敬語で、相手に何かを求めるときに用います。
「前向きに検討してください」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、検討をしてもらいたいときに用います。
提案したものを受け入れてもらいたいときに用いることが多いです。
「前向き」は、積極的な姿勢を指します。
「前向きに検討してください」という言い方だと、相手が前向きに検討してくれていないように感じられてしまいます。
あなたはきちんとやっていない、だからきちんとやってください、というふうに受け取られる可能性があるのです。
そのため、この表現を目上の人や取引先の人に対して用いるのは不適切です。
検討をお願いする場合には、「ご検討をお願いします」のように、丁寧にお願いをします。
「幸いです」「~してくださいますか」など、遠回しなお願いの仕方もあります。
遠回しにお願いをした方が角が立ちにくいです。
しかし、強く求めるものではないので、遠回しにお願いをすると、相手はそれをやってくれない可能性があります。
それをやってもらいたいときには、「お願いします」のような求め方をするとよいでしょう。
何かの検討をお願いする際には、いつまでに返事をして欲しいと伝えておきます。
そうでないと、いつまでもよいか悪いかを考えてしまう可能性があります。
「前向きに検討してください」を使った例文
・『改善案について前向きに検討してください』
「前向きに検討してください」の返答や返信例
ある事柄について、よいか悪いかを考えるように求められているので、よいか悪いかを考えて返事をします。
よく調べるためには時間がかかるかもしれませんが、いつまでも考えていると相手を待たせてしまうので、待たせないように配慮をします。
相手からいつまでに返事をもらいたいとお願いされているなら、それに間に合うようにします。
検討した結果、それを受け入れられないと判断したときには、相手を気遣う言葉とともに断りをします。
まとめ
この言葉は、何かをよいか悪いか考えて欲しいときに用います。
しかし、しっかりとやってくれていないので、もっときちんとやって欲しいと受け取られる場合もあるので、他の言葉で述べた方がよいでしょう。
