「積もる話」とは?
ビジネスでの使い方や、敬語での言いかえ方法などについて、分かりやすく解説していきます。
「積もる話」とは?
はじめに「積もる話」の意味を解説していきます。
「積もる話」は「話したい事がたくさんあること」を意味します。
これは、久しぶりに再会する相手に対して使うのが一般的です。
久しぶりに会うからこそ、話したいことがたくさんあるのです。
このように話したいことがたくさんあることを、「積もる」と表現しているのです。
「積もる」は積み重なることを意味しますから、たくさんの話題が積み重なる様子を表現しているのです。
また、この言葉は毎日会うような相手には使用しません。
なぜなら、「積もる」前に、相手と会話できるのが普通であるからです。
「積もる話」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
それでは「積もる話」のビジネスでの使い方には、どのようなものがあるのでしょうか。
たとえば、あなたが久しぶりに会う相手がいたとします。
その相手は、以前一緒に働いていた先輩でした。
今は遠くの視点に転勤になったため、先輩にあうのは数年ぶりでした。
そして、先輩とは話たいことがたくさんあるのでした。
昔の思い出話もありますし、転勤後の様子も聞きたかったのです。
このような場合には、「先輩とは、お互いに積もる話があります」と述べるとよいでしょう。
これにより、たくさん話があることを上手に言いかえて表現できるのです。
この言葉をしようする場合には、送り仮名に注意しましょう。
「積もる」でも「積る」でも誤りではないので、どちらを使用してもよいと言えます。
ただし、あえて選ぶなら「積もる」のほうが一般的な使い方と言えるのです。
「積もる話」を使った例文
ここでは「積もる話」を使った例文を挙げていきます。
・『彼とは互いに積もる話ばかりです』
・『積もる話をしたいところです』
・『積もる話に花が咲きました』
「積もる話」の類語や敬語での言いかえ
それでは「積もる話」の類語や敬語での言いかえには、どのようなものがあるのでしょうか。
「積もる話」の類似表現
「積もる話」の類似表現には「たくさんの話したい事」があります。
簡単すぎる表現ですが、同じ意味の類語として使えることでしょう。
「積もる話」の敬語表現
「積もる話」を単体で敬語表現にすることは難しいでしょう。
なぜなら、「積る話」は名詞だからです。
これを敬語表現にするには、組み合わせる言葉で実現する必要があります。
たとえば「積もる話ばかりでございます」のような表現が可能です。
まとめ
このように「積もる話」は、久しぶりに会う相手に使えるフレーズです。
話したいことがたくさんある様子を表現するものなので、意味をおぼえておくとよいでしょう。