「ホームページを拝見させていただきました」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「ホームページを拝見させていただきました」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では、「ホームページを拝見させていただきました」の意味を分かりやすく説明していきます。

「ホームページを拝見させていただきました」とは?意味

「ホームページを拝見させていただきました」は、「相手の会社の概要や製品情報などを調べる為に、ホームぺージを閲覧したことを伝える丁寧な表現」という意味です。

就活の面接で企業研究をしっかりしていることをアピールする時や、相手の企業にオファーを出す前にある程度下調べが済んでいることを伝える時に使われます。

「させていただく」は、「相手に許可が必要なこと」「自分のためになること」に限って許容される言葉です。

この場合、ホームページは不特定多数の人が閲覧できるサービスで許可は必要ない為「させていただく」は不適当です。

目上の人に使う場合は「ホームページを拝見しました」に言い換えましょう。

「拝見」自体が謙譲語ですので、「しました」で十分です。

ただし、慣習的に「拝見いたしました」と使われることもあります。

これは「いたす」は丁重語とも呼ばれ、「自分の行為やものごとを聞き手に対して丁寧に述べる表現」であるからです。

「ホームページを拝見しました」の成り立ち

「ホームページを拝見しました」「ホームページ+を+拝見+しました」で成り立っています。

「ホームページ」「ネット上にある相手の企業のサイト」「を」は助詞、「拝見」「自分が見ることのへりくだった表現」という意味、「しました」は動詞「する」の丁寧語です。

謙譲語と丁寧語が含まれていますので、目上の人に使えます。


「ホームページを拝見しました」の言葉の使い方や使われ方

「ホームページを拝見しました」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。

『今回の面接に当たり、貴社のホームページを拝見しました』

就活で、企業側に質問する時や、自己PRを述べる時の導入として使われる表現です。

『貴社のサービスに興味を持ち、ホームページを拝見しました』

相手の会社にオファーを出す前に、まずサービス内容を調べて利用したいと思ったことを伝えています。

「ホームページを拝見しました」の類語や言いかえ

「ホームページを拝見しました」の類語や言いかえは以下の通りです。

「ホームページを参照いたしました」

「参照」「照らし合わせて、参考にすること」という意味で、より詳しく見たことを表しています。

「ホームページの記事を拝読しました」

ホームページに記載されている内容をしっかり読んでいることを表しています。

まとめ

今回は「ホームページを拝見しました」について紹介しました。

「ホームページを拝見しました」は、「相手の会社のホームページを見たことを伝える丁寧な表現」と覚えておきましょう。