この記事では「災難続き」という言葉について説明していきます。
「災難続き」とは?
不幸な出来事、事故、災難が続いているという意味で、軽い範囲ではものに頭を打つようなことやお金を落とすことなどが連続的にあったという範囲で使うことができ、重大な災難に対しても言葉として使うことが可能です。
ふたつ以上の出来事がないと使えず、「財布を落とした」だけでは災難だったということになります。
災難続きという言葉の期間は災難の大きさに比例して期間が大きくなると考えられ、ある年に交通事故を起こしてしまい、翌年に交通事故をまた起こした場合災難続きと言って問題ありません。
家具に頭を打つなど小さな災難は2日程度の期間以内に別の災難があると災難続きと言ってよいでしょう。
災難続きがある場合神社などに言ってお祓いをしてもらうということも考えられますが、決定的な対策はないともいえます。
「災難続き」の使い方や使われ方、使うときの注意点
ビジネスの場においてはある程度相手が災難があったと知っているケースもあり、限界は当然ありますが深刻になりすぎない話し方を目指すのが理想とはいえます。
新聞に載るレベルの災難続きが会社にあった場合でなおかつ話す人がクビになっていないというケースではある程度カジュアルに話すことは出来るでしょう。
大概の場で災難続きというのは本人以外は知らないケースが多くなっています。
そのため共感が得られるか微妙な場合もあり、わかりやすい災難についてだけ話してもいい場合もあります。
「災難続き」を使った例文
・『一件の事故からその対応でまたトラブルが有り災難続きだ』
災難続きという言葉通り良くない状況が続いているということになります。
・『去年は災難続きでしたよ』
コロナウイルス禍などでは多くの人にとって共通の災難とはいえますが、感染者とそうでない人の差があるため、全員が共通する災難続きと言うのは難しいとはいえます。
・『災難続きから脱却を目指す』
念頭の目標という使い方です。
あまり他人に伝えない使い方と言えます。
「災難続き」の類語や言いかえ
「悪いこと続き」「嫌なこと続き」「連続して悪いことが起こる」などが挙げられます。
「続く」「良くない」という要素が含まれていれば類語になりえます。
「災難続き」の敬語
「ご難続き」でしたねなどとすることは可能です。
「大変でしたね」などとしても良いでしょう。
「災難続き」の返答
相手をフォローする、慰める言葉をかけるのが理想的です。
まとめ
災難続きという言葉は使わない状況に越したことはなく、一件の災難に対するものでは使わないという前提があります。
二件以上の災難で使うため、災難の程度に関しては多少差があっても使えます。