「応募させていただいてもよろしいでしょうか」とは何か?
ビジネスでの使い方や、敬語での言いかえ方法などについて、分かりやすく解説していきます。
「応募させていただいてもよろしいでしょうか」とは?
「応募させていただいてもよろしいでしょうか」は、冗長な表現だと言えます。
「させていただく」は文章を冗長にしてしまう傾向の強い言葉です。
必ずしも誤りではありませんが、言いかえたほうが適切になるケースが多いのです。
ここでも「応募させていただく」は「応募いたす」に言い換えできます。
これは同じ謙譲語表現を使用しているため、敬語の程度が劣化することもありません。
そして、このように言いかえた場合は、文章全体も再構成する必要があります。
たとえば、「応募致したく存じますが、よろしいですか」との言いかえが可能です。
これにより、冗長な表現を分かりやすく言いかえできるのです。
「応募させていただいてもよろしいでしょうか」の、ビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
それでは「応募させていただいてもよろしいでしょうか」のビジネスにおける使い方には、どのようなものがあるのでしょうか。
たとえば、あなたの会社で一時的な大学への編入を募集していたとします。
希望者は申し込む必要がありましたが、事前に冗長の承認が必要でした。
このような場合には、「応募させていただいてもよろしいでしょうか」のように述べるとよいでしょう。
少し冗長な表現ですが、相手にうかがいを立てることを表現できます。
この言葉を使用する場合は、よりシンプルな表現への言いかえに注意しましょう。
冗長になりすぎた敬語は分かりにくくなってしまうのです。
短く適切な言葉に言いかえるのが望ましいのです。
「応募させていただいてもよろしいでしょうか」を使った例文
ここでは「応募させていただいてもよろしいでしょうか」を使った例文を挙げていきます。
・『応募させていただいてもよろしいでしょうか』
・『私も応募させていただいてもよろしいでしょうか』
・『今回ばかりは、私も応募させていただいてもよろしいでしょうか』
「応募させていただいてもよろしいでしょうか」の類語や敬語での言いかえ
それでは「応募させていただいてもよろしいでしょうか」の類語や敬語での言いかえには、どのようなものがあるのでしょうか。
「応募させていただいてもよろしいでしょうか」の類似表現
「応募させていただいてもよろしいでしょうか」の類似表現について解説します。
「よろしいでしょうか」は「よいでしょうか」と言いかえられます。
敬語の程度は下がりますが、同じ意味の簡素な表現だと言えます。
「応募させていただいてもよろしいでしょうか」の敬語表現
「応募させていただいてもよろしいでしょうか」を別な敬語表現で言いかえるとどうでしょうか。
たとえば「応募いたしてもよいでしょうか」という言いかえが可能です。
まとめ
このように、「応募させていただいてもよろしいでしょうか」は、自分が応募することへのうかがいを立てるフレーズです。
冗長な表現なので、適切に言いかえることをおすすめします。