「ルポライター」と「ジャーナリスト」の違いについての解説です。
「ルポライター」とは?
「ルポライター」は、取材のために現地に赴き現地がどうであるかを客観的に述べてレポートにまとめるお仕事です。
つまり、取材対象が芸能人である場合、現地にまで行き芸能人と接触して客観的な視点でのみ、芸能人とは何かをまとめ上げるのが「ルポライター」でまとめ上げる姿勢はあくまで客観的で、自分の私念が入ることが許されません。
「ルポライター」の業務内容
「ルポライター」は、取材対象を定め、現地に行き取材を行うのが業務内容です。
そのうえで、事実に基づく取材を必要とするため、会話を録音して取材した内容が事実であり、自分の考えである私念が入らないことを条件に掲げ対象から事実を聞き出し事実を公開するのがお仕事になります。
逆に、事実と異なり、創作という形で事実をでっちあげ、公表した場合、取材対象から訴えられるのであくまで事実のみを公開します。
「ジャーナリスト」とは?
「ジャーナリスト」は、対象となる人物を取材し、分析して公表するのが役割です。
そのうえで、「ジャーナリスト」は、取材した内容が広く知れ渡ることを重視して対象となる物を分析して、公表しますので、言い方が悪いのですが、インパクトを売りにして注目を浴びることのみに注目して活動する「ジャーナリスト」の方もいます。
「ジャーナリスト」の業務内容
「ジャーナリスト」の業務内容は、対象となる人物や物事に対して取材を行い公表するのが役割で、公表するまでの姿勢は、インパクト重視で広く取材内容が知れ渡るよう取材内容を構成するまでが業務になります。
「ルポライター」と「ジャーナリスト」の仕事の違い
両者の違いは、取材内容について客観的であり続けるか、インパクトを重視するがあまりに私用で言葉を付け足したり、事実を少し改変しても良しとするかです。
「ルポライター」は、真実を述べるので、インパクトは薄く、「ジャーナリスト」は、内容を広く伝えるためにインパクトを重視するのでたびたび取材対象から訴えられることもあります。
まとめ
「ルポライター」は、取材した内容についてはインパクトを求めておらず、事実を公表し事実を伝えることをお仕事としています。
一方で、「ジャーナリスト」は、インパクトや話題性を追求していくため、話題になっている物を追求していくうえで事実についてはインパクトを重視するため、事実を歪曲することもあり得ます。
だから「ジャーナリスト」の方々はたびたび取材対象から訴えられるというわけです。
「ルポライター」の場合、話題性などは関係なく、事実を追求する姿勢が良しとされるので、流行に乗らずによいという点があるのですが、話題性がない物をお金を払い見てみたいかとなると「ルポライター」側は、「ジャーナリスト」より立場が弱く、お金を払い、話題性が無い物事を見ることについて疑問を周囲は持つわけです。
