この記事では「申し訳ないのですが」という言葉について説明していきます。
「申し訳ないのですが」とは?
前もってお詫びするという意図の言葉で、その後で伝える言葉は基本的に言われた側にとって不利な内容になります。
言った側が明らかに悪いわけではない場合でも相手が気の毒に思えるというケースで使われることもあります。
「申し訳ないのですが、そちらは私が指定券を取った席なのですが」というケースは言った側には非がない例ですが、席をどかないといけないという気の毒さもあり「申し訳ないのですが」という言葉や「すいませんが」などの言葉を使うこともあります。
「申し訳ないのですが」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
ビジネスの場においては「申し訳ありませんでした」という起こしてしまった事態に対してのお詫びよりは使うシチュエーションが少ないとはいえます。
日程が変更になる、今いる場所を代わってもらうなどのケースで使われ、商談の場合はキャンセル、延期、契約を減らすなどの場合も使われます。
接客においては品切れや入荷が遅れているというケースのお詫び、故障、レジや店内の混雑による回り道を求めることなど比較的広く使われる言葉です。
「申し訳ないのですが」を使った例文
・『誠に申し訳ないのですが、予定を延期とさせていただけないでしょうか』
予定を変えることをお詫びするというケースの使い方です。
理由を伝えるのが理想的といえます。
・『申し訳ないのですが、隣のレジをご使用ください』
イレギュラー的な事情でレジが使えないというケースで口頭や張り紙で伝えるケースが考えられます。
・『申し訳ないのですが、ブルーは売り切れになっています』
カラーバリエーションのある商品で指定したものが品切れとなった場合の返答です。
「申し訳ないのですが」の類語や敬語での言いかえ
「申し訳ありませんが」「お伝えづらいのですが」「お詫びしなければならないのですが」などが類語と言えます。
「申し訳ないのですが」の類似表現
「申し訳にくいのですが」も類語ですがやや使われるケースは少ないと言えるでしょう。
「申し訳ないのですが」の敬語表現
「申し訳ございませんが」がより丁寧な言葉となります。
「申し訳ないのですが」の返答や返信例
基本的には「申し訳ないのですが」の後に従うしかない事がほとんどで、その内容の確認などが返答となります。
抗議というケースもありえますが、その場で解決は難しいでしょう。
まとめ
申し訳ないのですがという言葉は前もってお詫びする言葉で、口頭でも文章でも使われます。
なお、この時点で心の準備が出来るという言葉でもあります。