この記事では「あからさまに避ける」について解説をします。
「あからさまに避ける」とは?意味
かかわらないようにしようとしていることを隠すことなく、といった意味です。
「あからさま」には、隠すことなく明らかなさま、感情などを隠さずにありのまま表に出すさまという意味があります。
人からもらったものが嫌なものであっても、その人がいるところでは嫌そうな顔はしないのがマナーです。
「あからさま」とは、嫌なものをもらったらはっきりと嫌そうな顔をすることです。
嫌なものをもらったとき以外の事柄についてもいうことができます。
「避ける」は、それとかかわることで不利益などを受けると考えて、そのものや人に近づかないようにする、または離れるという意味です。
人混みが苦手なので、人が多い場所にはいかないようにするなどのことをいいます。
「あからさまに避ける」の使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、近づかないようにしたり、離れたりするのを隠さないさまについて用います。
たとえば、職場に嫌いな人がいたとします。
嫌いな人とはできればかかわりたくありませんが、仕事なのでどうしてもかかわる場面がでてきます。
かかわらなければならないときには、「あなたのことが嫌いです」という態度が出ないようにします。
このようにして、何とか嫌いな人と折り合いをつけて多くの人は仕事をしています。
「あからさまに避ける」が意味するものは、嫌いな人がいたらその人とは話さない、近づかないなどの態度のことです。
嫌いだけれど仕事だから仕方く話すといったことはせず、嫌いだから話さないという態度を取るのです。
嫌いだ、あなたと話しませんという気持ちをまったく隠そうとはせず、避けていることがはっきりとしています。
このような態度を意味する言葉です。
しかし、これでは仕事にならないので、「あからさまに避ける」ということはやらないのが望ましいです。
「あからさまに避ける」を使った例文
・『○○さんのことをあからさまに避ける』
「あからさまに避ける」の返答や返信例
避けられてうれしい人は少ないでしょう。
「なぜ私だけ」「何か悪いことをしたの?」など疑問に思うはずです。
しかし、そういったことを考えても実際のところはわからず、はっきりさせるには本人に聞く必要があります。
避けている人は、何らかの理由があるのでしょう。
そういった人とは、最低限のかかわりだけを持つようにすると、精神的に楽になります。
まとめ
この言葉は、そのものや人から離れたり、近寄らないようにしたりするさまがはっきりとしていることを指して用います。
仕事を円滑に行うためには、このような態度を取るのは職場では望ましくありません。