「根気強く向き合う」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「根気強く向き合う」とは?
「根気」は「飽きずに長く取り組む気持ち」を表す言葉です。
語源は仏教用語にあり、もともとは「根機」と書かれていました。
ここでは「根気強く」と使用することで、継続的であり、あきらめない様子をポジティブに表現したものです。
さらに、「向き合う」は人と人の対面に使う言葉ですが、仕事などに対しても使用できる言葉です。
これらを組み合わせた「根気強く向き合う」という表現は、ビジネスでも使用されるものです。
顧客に対して、研究に対して、上司に対してなど、様々な場面で「根気強く向き合う」と表現することが可能なのです。
「根気強く向き合う」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
「根気強く向き合う」をビジネスで使用する場合、どんな使い方になるでしょう。
たとえば、あなたの会社で新規取引先と交渉していたとします。
しかし、上司の判断は取引開始を断念するというものでした。
しかし、あなたは方針に反対でした。
このような場合には、「根気強く向き合うべきです」と、自分の意見を主張するとよいでしょう。
これにより、交渉の継続を主張できるのです。
この言葉を使う場合、他の言い換えにも注意しましょう。
「根気よく」は「粘り強く」や「あきらめずに」と言い換えできるのです。
どれも同じ意味ですがニュアンスが異なります。
状況にあわせて最適な言葉を選択することをおすすめします。
「根気強く向き合う」を使った例文
「根気強く向き合う」を使った例文を挙げます。
例文のように、何かに継続的に取り組む様子、あきらめない様子を示すために使用すると、分かりやすい使い方になります。
・『根気強く向き合うべきです』
・『根気強く向き合うのが営業の秘訣だと言えます』
・『研究成果を出すためには、日頃から根気強く向き合う姿勢が欠かせません』
「根気強く向き合う」の類語や敬語での言いかえ
「根気強く向き合う」の類語や敬語を解説していきます。
「根気強く向き合う」の類似表現
「根気強く」は「粘り強く」や「あきらめずに」などの類似表現でも言い換えられます。
ほぼ同じ意味の言葉としてつかえますので、状況に応じてイメージが近いものを選択するとよいでしょう。
「根気強く向き合う」の敬語表現
「根気強く向き合う」を別な方法で敬語表現するとどうでしょう。
たとえば「根気強く向き合われる」と表現することが可能です。
まとめ
このように「根気強く向き合う」は、何かに継続的に取り組む様子、あきらめない様子を表現するためのフレーズです。
ビジネスでも使用できる慣用句なので、おぼえておくとよいでしょう。
