「引き継いでくださる」とは?
ビジネスでの使い方や、敬語での言い換え方法などについて、分かりやすく解説していきます。
「引き継いでくださる」とは?
はじめに「引き継いでくださる」の意味を解説していきます。
「引き継ぐ」は「あとを受け継ぐ、あとの人に渡す」という意味を持つ言葉です。
これは、受け継ぐ側からも、受け継がれる側からも、「引き継ぐ」と表現できる言葉です。
また「下さる」は「くれる」を丁寧な言葉にしたものです。
これはビジネスでも使用できる言葉で、相手が目上の人で、自分に対して引き継ぎしてくれた場合には「引き継いでくださる」と表現できるのです。
「引き継いでくださる」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
それでは「引き継いでくださる」のビジネスでの使い方・使われ方には、どのようなものがあるのでしょうか。
たとえば、あなたが資料作成していたとします。
しかし、急病で作成を中断することになりました。
すると、先輩が資料作成を引き継いでくれたのです。
このような場合には「先輩が引き継いでくださるのでしたら安心です」と述べるとよいでしょう。
これにより、相手が引き継いでくれる行為を、丁寧な言葉で表現できるのです。
この言葉を使う場合の注意点は、「下さる」と「いただける」の選択にあります。
「下さる」は「くれる」の敬語表現です。
また、「いただける」は「もらえる」の謙譲語表現です。
この二つは、多くの場合に言い換えが可能です。
「下さる」を使用するか、「いただける」を使用するかは、相手や状況に応じて使い分ける必要があるのです。
「引き継いでくださる」を使った例文
ここでは「引き継いでくださる」を使った例文を挙げていきます。
例文のように単独でも使用できますし、冒頭に言葉を加えて使用することも可能です。
・『引き継いでくださる』
・『先輩が引き継いでくださる』
・『大量な事案を引き継いでくださる』
「引き継いでくださる」の類語や敬語での言いかえ
それでは「引き継いでくださる」の類語や敬語での言いかえには、どのようなものがあるのでしょうか。
「引き継いでくださる」の類似表現
まず「引き継いでくださる」の類似表現について解説します。
「くださる」は「いただける」との言い換えが可能です。
表現は異なりますが、意味は概ね同じになります。
「引き継いでくださる」の敬語表現
つぎに「引き継いでくださる」を敬語表現で言い換えるとどうでしょうか。
例えば「引き継いでいただける」という言い換えが可能です。
まとめ
このように「引き継いでくださる」という表現は、相手が引き継いでくれたことを丁寧に表演するフレーズです。
ビジネスでも使用できるものなので、覚えておくとよいでしょう。