この記事では、「復唱させていただきます」の意味を分かりやすく説明していきます。
「復唱させていただきます」とは?意味
「復唱させていただきます」は、「重要事項を電話や口頭で伝えられて、最後に確認する時の丁寧な表現」という意味です。
電話で住所や電話番号など、間違えると後から面倒なことになる内容について、しっかり確認する時に使われます。
レストランで大勢のグループから注文を受けた時に従業員が確認の為に言うこともあります。
中には早く電話を切りたいと思う人もいるので、最後に全部復唱するのではなく、文節ごとに復唱する「都度復唱」というやり方もあります。
「復唱させていただきます」の成り立ちや使われるシーン
「復唱させていただきます」の成り立ちや使われるシーンは以下の通りです。
「復唱させていただきます」の成り立ち
「復唱させていただきます」は「復唱+させていただきます」で成り立っています。
「復唱」は「確認のために言われたことを繰り返して言うこと」という意味、「させていただきます」は「やらせてもらう」の謙譲語「させていただく」を丁寧にした表現です。
謙譲語と丁寧語が含まれていますので、目上の人や取引先に使えますが、相手が短気だと苛立たせてしまう可能性もあります。
「復唱させていただきます」が使われるシーン
「復唱させていただきます」が使われるのは以下の様なシーンです。
1つ目は、通販でネット商品を注文する時に、注文内容や住所や電話番号を確認する時です。
2つ目は、電話で席を外している人へのメッセージを頼まれた時です。
3つ目は、飲食店で複数の一品料理を注文した時の店員の対応です。
「復唱させていただきます」の言葉の使い方や使われ方
「復唱させていただきます」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
『ご用件を承りました、ご住所を復唱させていただきます』
電話で商品を注文した時に、住所を間違えるとお客に迷惑をかけてしまうので、繰り返して確認する時に使わrます。
『ご注文のお品物を復唱させていただきます』
ファミレスなど、大勢で利用して品数多く注文した時に従業員が使います。
「復唱させていただきます」の類語や言いかえ
「復唱させていただきます」の類語や言いかえは以下の通りです。
「最後に申し訳ありませんが、復唱確認させていただいてもよろしいでしょうか」
「復唱させていただきます」は一方的な言い方で、早く用件を終わらせたい相手からは余計なことであると思われる可能性もあります。
この様に相手の許可を取り、「必要ない」と言われた場合は従う様にしましょう。
まとめ
今回は「復唱させていただきます」について紹介しました。
「復唱させていただきます」は、「電話や口頭で複雑な事柄を伝えられ、最後に確認する時の丁寧な表現」と覚えておきましょう。