「特に意見はございません」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「特に意見はございません」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では「特に意見はございません」について解説をします。

「特に意見はございません」とは?意味

言いたいことは特にない、という意味です。

自分には意見がないことを伝えています。

「特に」は、普通とは違うさま、他と区別されるさまという意味です。

「意見」は、ある事柄に対しての自分の考えや心に思うことをいいます。

「ございません」「ございます」「ません」で打ち消しており、「ない」という意味です。

「ません」は丁寧な打消しの表現です。

「特に意見はございません」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、ある事柄に対しての自分の考えがないときに使用をします。

意見を求められたときに使うことがあります。

意見を求められたならば、その事柄に対して自分はどのような考えを持っているのか述べることが望ましいです。

意見を言って欲しいので、意見を求められています。

自分には意見はないというと、自分の考えを持っていない人と思われてしまいます。

自己主張できない人、仕事への意欲が低い人と思われる可能性もあります。

まったく意見がないわけではないはずです。

考えていないから意見が出て来ないのでしょう。

考えれば意見が出てくるはずです。

人にどう思われるのかと気になって意見を言えないこともあるかもしれませんが、意見を求められているなら発言をすべきです。

物事をよく考えて、自分の考えを伝えてみてください。

そのときに、相手の人格を否定しないようにします。

意見を求められているとはいっても、言ってよいことと悪いことがあります。

人格を否定する発言は言ってはいけないことです。


「特に意見はございません」を使った例文

・『特に意見はございません。○○のままでよいと思います』

「特に意見はございません」の返答や返信例

この人は自分の考えを持っていないようなので、それ以上意見を求めても発言は期待できないでしょう。

会議の場であれば、他の人に話を振ってみたり、話を進めたりします。

意見を聞きださなければならない場面ならば、もう少しよく考えるように求めてみてください。

考えれば何かしら発言があるかもしれません。

それでも意見が出て来ないなら仕方がありません。

まとめ

この言葉は、意見を求められたときに伝えるものです。

このような発言は、考えのない人だと思われてしまいかねません。

意見を求められたときには、何かしら自分の考えを述べるようにしましょう。