「復旧いたしました」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「復旧いたしました」とは?
これは、元の正常な状態に戻ったことを伝える言葉です。
「復旧」は「元の正しい状態に戻ること」を意味します。
これは名詞ですが、「復旧する」という形で行為を表す事ができるのです。
また、「する」を「いたす」にすればへりくだった印象の言葉遣いになります。
これは謙譲語であり、相手への敬意を表す意味を含んでいるのです。
なお、「いたしました」にすれば、丁寧語を使った過去形の表現に変化します。
たとえば、「つい先ほど、復旧いたしました」と使用できます。
これらのことから、この言葉が元の正常な状態に戻ったことを伝えるものだと分かるのです。
「復旧いたしました」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
たとえば、自社のシステムがダウンしていたとします。
そしてその日の夜の間には、正常に使える状態に戻っていたのでした。
このようなケースで、「当社のシステムは、昨夜復旧いたしました」と伝えるとよいでしょう。
これにより、正しい状態に戻ったことを、敬語で伝えられるのです。
この言葉を使うときは、「復旧いたしました」の表現方法に注意するべきです。
これは「復旧しました」に変更できます。
この場合は、謙譲語を使わない形になっているのです。
また、「復旧した」にすると、平易な言葉遣いにする事もできるのです。
このように、同じような内容を、少し違う形で言い表せます。
実際の状況に合わせて、上手に使い分けるとよいでしょう。
「復旧いたしました」を使った例文
例文のように、前段に少し言葉を付け加えると、自然な使い方ができるのです。
・『昨夜遅くに、復旧いたしました』
・『つい先ほど、復旧いたしました』
・『お待たせしましたが、復旧いたしました』
「復旧いたしました」の類語と敬語での言いかえ
この言葉の類語と敬語を解説していきます。
「復旧いたしました」の類似表現
たとえば、「元の正常な状態に戻りました」が類似表現になります。
これはどちらも、同じような意味で使えるのです。
「復旧いたしました」の敬語表現
これを別な敬語表現にすると、「復旧しました」に言い換えできます。
なお、この場合は謙譲語の意味が無くなるので、注意するとよいでしょう。
まとめ
このように、元の正常な状態に戻ったことを伝える場合に、この言葉を使用できます。
ビジネスでも使えるので、上手に活用するとよいでしょう。
