「お見苦しい点」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「お見苦しい点」とは?
これは、みっともない部分のことを言い表した言葉です。
「見苦しい」は「見るのが苦しい」という意味になります。
つまり、見ていて気持ちのよいものではない様子を「見苦しい」と表現できるのです。
たとえば、「見苦しい争い」や「見苦しい奪い合い」のように使用できます。
また、ここでは接頭語を使い「お見苦しい」としています。
このようにすれば、相手に丁寧な印象を与える言葉遣いになるのです。
さらに、「点」は、全体の中における特定の部分を示します。
これらのことから、この言葉がみっともない部分のことを言い表したものだと分かるのです。
「お見苦しい点」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
たとえば、顧客がオフィスの見学に来たとします。
しかしオフィス内には、少々散らかっているような場所もあったのでした。
このようなケースで、「オフィス内には、少々お見苦しい点もあるかもしれません」と伝えるとよいでしょう。
これにより、見苦しい部分があるようなことを、上手に伝えられるのです。
この言葉を使うときは、「お見苦しい点」の表現方法に注意するべきです。
これは「お見苦しい部分」に変更できます。
また、「みっともない点」や「お見苦しいポイント」などに置き換える事もできるのです。
このように、同じような内容を、少し違う形で言い表せます。
実際の状況に合わせて、上手に使い分けるとよいでしょう。
「お見苦しい点」を使った例文
例文のように、適切な言葉を続けることで、自然な使い方ができるのです。
・『お見苦しい点はお許しください』
・『お見苦しい点もあるかもしれません』
・『お見苦しい点ばかりで恐れ入ります』
「お見苦しい点」の類語と敬語での言いかえ
この言葉の類語と敬語を解説していきます。
「お見苦しい点」の類似表現
たとえば、「みっともない点」が類似表現になります。
これはどちらも、同じような意味で使えるのです。
「お見苦しい点」の敬語表現
これは既に敬語になっています。
ここでは接頭語を使い、丁寧な言葉遣いにしているのです。
また、「お見苦しい点もございます」のように、丁寧語を組み合わせるような方法もあります。
まとめ
このように、みっともない部分のことを言い表したものとして、この言葉を使用できます。
ビジネスでも使えるので、上手に活用するとよいでしょう。
