「発覚いたしました」とは?
ビジネスにおける使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「発覚いたしました」とは?
これは、発覚したということを相手に伝える言葉です。
「発覚」は「隠していた内容が明るみに出ること」を意味します。
つまり、知られたくない事実を知られる様子を「発覚」という言葉で表現できるのです。
また、「発覚」は名詞ですが、「発覚する」にすると動詞のように扱える形になります。
そして「する」を「いたす」にすれば、謙譲語を使った表現に変化するのです。
なお、このようにすると、相手にへりくだる様子で敬意を示す事ができます。
そしてここでは、語尾に丁寧語を過去形にしたものを付け加えているのです。
このことから、これが発覚したということを相手に伝えるものだと分かるのです。
「発覚いたしました」のビジネスにおける使い方、使うときの注意点
たとえば、ある問題について調査を進めていたとします。
すると、今まで隠されていた事実が、新たに明らかになったのでした。
このような時に、「新たな事実が発覚いたしました」と述べるとよいでしょう。
これにより、発覚したということを、上手に伝えられるのです。
これを使う時には、「発覚いたしました」の表現に注意しましょう。
これは「発覚しました」に変更できます。
また、「発覚されました」や「発覚なさいました」で尊敬語にする事もできるのです。
このように、同じような内容でも、それぞれ違う形で言い表せます。
実際の状況に合わせて、適した言葉を選ぶようにしましょう。
「発覚いたしました」を使った例文
例文のように、前段に加える言葉によって、それぞれ印象の違う表現にできるのです。
・『新たな事実が、発覚いたしました』
・『この件は既に、発覚いたしました』
・『今まで隠していたことが、ついに発覚いたしました』
「発覚いたしました」の類語と敬語での言いかえ
この言葉の類語と敬語を解説していきます。
「発覚いたしました」の類似表現
これに類似したものとして、「露見いたしました」があります。
これはどちらも、同じ意味合いで使えるのです。
「発覚いたしました」の敬語表現
これを別な敬語にした場合、「発覚しました」のように表現できます。
まとめ
このように、発覚したということを相手に伝える場合に、この言葉を使用できます。
ビジネスでも使えるため、上手に活用することをおすすめします。