「大変お待たせして申し訳ございません」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「大変お待たせして申し訳ございません」とは?
これは、相手をとても待たせた状況で使用される言葉です。
「大変」は強調表現になります。
ここでは「お待たせして」という言葉の程度を強めるために「大変」が使われているのです。
また、「お待たせして」は「待たせて」を丁寧にしたものになります。
ここでは接頭語を使った表現にすることで、丁寧な印象を持つ言葉遣いに変化させているのです。
さらに、「申し訳ない」は相手に謝罪の意思を示す言葉になっています。
ここでは「ございません」を使い、丁寧な印象にしているのです。
これらのことから、この言葉が相手をとても待たせた状況で使用されるものだと分かるのです。
「大変お待たせして申し訳ございません」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
たとえば、ある人物が来社していたとします。
しかし担当者が不在のため、30分以上も待ってもらっていたのでした。
このようなケースで、「担当者が不在とはいえ、大変お待たせして申し訳ございません」と伝えるとよいでしょう。
これにより、とても待たせてしまい申し訳なく思う気持ちを、上手に伝えられるのです。
この言葉を使うときは、「お待たせして」の表現方法に注意するべきです。
これは「待たせて」に変更できます。
また、「待たせまして」や「お待たせしまして」に変更する方法もあるのです。
さらに、「お待たせいたしまして」で謙譲語にしてもよいでしょう。
このように、色々な形で同じような内容を言い表せます。
実際の状況に合わせて、上手に使い分けるとよいでしょう。
「大変お待たせして申し訳ございません」を使った例文
例文のように、前段に少し言葉を付け加えると、自然な使い方ができるようになるのです。
・『この度は、大変お待たせして申し訳ございません』
・『こちらの不手際で、大変お待たせして申し訳ございません』
・『事情があるとはいえ、大変お待たせして申し訳ございません』
「大変お待たせして申し訳ございません」の類語と敬語での言いかえ
この言葉の類語と敬語を解説していきます。
「大変お待たせして申し訳ございません」の類似表現
たとえば、「非常にお待たせして申し訳ございません」が類似表現になります。
これはどちらも、同じような意味で使えるのです。
「大変お待たせして申し訳ございません」の敬語表現
これを別な敬語表現にすると、「大変お待たせして申し訳ありません」に言い換えできます。
まとめ
このように、相手をとても待たせた状況で、この言葉を使用できます。
ビジネスでも使えるので、上手に活用するとよいでしょう。