「遅くまでご対応いただきありがとうございます」とは?
ビジネスにおける使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「遅くまでご対応いただきありがとうございます」とは?
これは、遅くまで対応してくれたことに感謝する言葉です。
「遅くまで」は、遅い時間までのような意味になります。
つまり、普通よりは遅い時間になるまで何かしていた様子を、ここでは表現しているのです。
また、「ご対応いただき」は「対応してもらい」を謙譲表現にしたものになります。
これは相手にへりくだる様子で、敬意を表したものになるのです。
なお、ここでは感謝の気持ちを「ありがとう」で伝えています。
これを丁寧語にして、「ございます」を組み合わせているのです。
このことから、これが遅くまで対応してくれたことに感謝するものだと分かるのです。
「遅くまでご対応いただきありがとうございます」のビジネスにおける使い方、使うときの注意点
たとえば、ある仕事を取引先に依頼したとします。
すると相手側は、遅い時間まで残業して対応してくれたのでした。
このような時に、「本日は、遅くまでご対応いただきありがとうございます」と言うとよいでしょう。
これにより、遅い時間まで対応してくれたことに、感謝を示す事ができるのです。
これを使う際には、「ご対応いただき」の表現に注意しましょう。
これは「対応していただき」に変更できます。
また、「ご対応くださり」と表現してもよいでしょう。
他にも、「対応してもらい」と言い表す方法があります。
このように、同じ内容でも少し違う印象の表現にできます。
実際の状況に合わせて、適した言葉を選ぶとよいでしょう。
「遅くまでご対応いただきありがとうございます」を使った例文
例文のように、前段に加える言葉次第で、それぞれ違う印象を持つ表現にできるのです。
・『本日は、遅くまでご対応いただきありがとうございます』
・『この度は、遅くまでご対応いただきありがとうございます』
・『お疲れのところ、遅くまでご対応いただきありがとうございます』
「遅くまでご対応いただきありがとうございます」の類語と敬語での言いかえ
この言葉の類語と敬語を解説していきます。
「遅くまでご対応いただきありがとうございます」の類似表現
これに類似したものに、「遅くまで対応していただきありがとうございます」があります。
これはどちらも、同じ意味合いで使えるのです。
「遅くまでご対応いただきありがとうございます」の敬語表現
これを別な敬語にした場合、「遅くまでご対応いただきましてありがとうございます」と表現できます。
まとめ
このように、遅くまで対応してくれたことに感謝する場合に、この言葉を使用できます。
ビジネスでも使えるため、上手に活用することをおすすめします。