スピーチの挨拶に、悩むことがあります。
「講師を務めさせていただきます」の正しい使い方を見ていきましょう。
「講師を務めさせていただきます」とは?
この場合の「講師」は先生をあらわします。
専門的なレクチャーをするプロです。
また「務める」は任務を引き受けて、その役に徹することをいいます。
「させていただきます」は低姿勢をあらわしています。
「講師を務めさせていただきます」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
こちらのフレーズは、講師として指導にあたる時の挨拶文として使えます。
「本日はよろしくお願いします」と挨拶したい時に用いてみましょう。
「させていただきます」は相手の許可を得て、自分がメリットになる時に使います。
この場合は講師として働くことは許可を得ないと成立しないし、一定の報酬は得られる仕事なので「させていただきます」が適当になります。
初対面の生徒さん、あるいはビジネスマンの方達に対する挨拶文になるので、親しみやすさを込めてご挨拶していきましょう。
「講師を務めさせていただきます」を使った例文
・『講師を務めさせていただきます〇〇です』
・『本日の講師を務めさせていただきます』
・『〇〇講座の講師を務めさせていただきます』
「講師を務めさせていただきます」の類語や敬語での言いかえ
こちらのフレーズの類語、そして丁寧な表現を見ていきましょう。
「講師を務めさせていただきます」の類似表現
似ている言い方に「講師の先生のご紹介です」が挙げられます。
司会役としてセミナーに登場して、講師の先生を紹介する際に用いられています。
「講師を務めさせていただきます」の敬語表現
さらに丁寧な言い方に「本日講師を務めさせていただきます〇〇と申します」が挙げられます。
「と申します」は自分の名前を告げる時の常套句です。
緊張すると早口になりますが、名前を覚えてもらうために、ゆっくり落ちついて話していきましょう。
「講師を務めさせていただきます」の返答や返信例
セミナーの自己紹介文であったら、その場で会釈しておきましょう。
個別に質問があれば、セミナー開催後にお声をかけます。
まとめ
「講師を務めさせていただきます」を解説しました。
正しい意味を知って、大人としての教養を磨いていきましょう。