この記事では「導入を検討しております」について解説をします。
「導入を検討しております」とは?意味
それを取り入れるか考えていますという意味です。
「導入」には、外部から連れてきて入れること、導いて中にいれることという意味があります。
もともと内部にあったものを使うことではなく、外から何かを持ってくることをいいます。
「検討」は、ある事柄についてよく考えること、いろいろな面から調べてよいか悪いかを考えることという意味です。
ぱっと判断するさまではなく、調べてじっくりと考えるさまをいいます。
「おり」は「おる」のことで、「おります」の形で使用をして「いる」の丁寧な言い方です。
動作や状態が続いて、今のようになっていることを表します。
「導入を検討しております」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、あるものを外から引き入れるかを考えているときに使用をします。
これから考えることではなく、今考えている場合をいいます。
たとえば、新し機器が登場したとします。
この機器を会社に取り入れることで、仕事の効率が大幅にアップすることが期待できます。
しかし、大変高価なのもなので、会社に取り入れましょうと簡単に判断することはできません。
それを取り入れるだけの費用が十分にあるか、それを取り入れることで本当に会社の役に立つだろうかなど、よく考えてみることにしました。
そして、今よく考えている最中です。
その考えている状態のことを指して、この言葉を使用します。
丁寧な表現なので、この形で目上の人などに述べても失礼にはなりません。
自分側の行為なので、「導入」や「検討」に「ご」や「お」をつけなくてよいです。
考えた結果が出たときには、聞き手に伝えます。
「導入を検討しております」を使った例文
・『○○の導入を検討しております』
「導入を検討しております」の返答や返信例
今あるものを引き入れるか考えているところなので、それを引き入れなさいと強制することは望ましくありません。
相手の判断に任せましょう。
考えてから結果を伝えてきてくれると思うので、その事柄について返答をします。
何かを導入すると決めて、それがこちらが扱う製品だった場合には、すぐにでも納入できるように手配をします。
製品などの納入日や費用などを相手に伝えます。
また、それを引き入れることを決定してくれたことについて、感謝の言葉も伝えます。
まとめ
この言葉は、ある事柄を引き入れるのか今考えているときに使用をします。
ビジネスの場では、何かを導入するのか考える場面がいくつもあると思います。
そういったときに使用するものです。
何かを外部から入れるのかを決定する前によく考えましょう。