この記事では「落ち着き次第」について解説をします。
「落ち着き次第」とは?意味
安定した状態になったらすぐに、という意味です。
「落ち着き」は「落ち着く」のことで、事態に大きな変化のない安定した状態になる、居場所が定まってそこにとどまるという意味があります。
「次第」は、ある動作が終わるとすぐにという意味です。
すぐとは、時間的にどれくらいをいうのか定義はりません。
「落ち着き次第」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、物事に変動がある状態から落ち着いた状態になったら、話し手の方からあることをするつもりであるときや、聞き手の方からあることをして欲しいときに使用をします。
たとえば、話し手が属する事務所が移転をすることになったとします。
移転のために荷物を移動させたり、整理したりしなければなりません。
これは物事に変動のある状態といえます。
ばたばたとしているので、取引先に訪れることができません。
この状態から移転前の普段のような安定した状態になったら、すぐに取引先に訪れたいと思っています。
このことを相手に伝えるときに、「落ち着き次第、伺いたいと思います」といいます。
落ち着いてから聞き手と何かをする場合は、落ち着いたときに知らせをしましょう。
先の例でいうと、落ち着いた後に連絡をして「そちらを訪れたい」ということを伝えておきます。
「落ち着き次第」を使った例文
・『落ち着き次第、○○の郵送をお願いします』
「落ち着き次第」の返答や返信例
落ち着いたらこういうことをしてください、とお願いをされているとします。
その場合は、その事柄ができるなら「わかりました」の意を伝えます。
今すぐにその事柄を行う必要はなく、それを行うのは物事が落ち着いてからで構いません。
今やろうと思っても、ばたばたとした状態で難しいでしょう。
相手もそれをわかっているはずなので、このように伝えています。
落ち着いたらこういうことをしますと、自分はこういうことをしますと伝えている場合は、「お願いします」の意を返すとよいでしょう。
たとえば、落ち着いたら連絡をしますと伝えてくれた場合は、状態が安定したらメールや電話をくれるはずです。
まとめ
この言葉は、物事が安定した状態になったら、話し手の方で何かをするときや、聞き手に何かをして欲しいときに伝えるものです。
「次第」を「すぐに」という意味で使っています。