「対象としました」という言葉はビジネスでもよく耳にすることがあり、ターゲット層を絞るといった意味では覚えておくと便利な言葉だと言えます。
ここからは意味や使い方、返答の仕方など例文を用いて説明します。
「対象としました」とは?意味
「対象としました」の「対象」とは「処理するために必要な条件に合う相手」「決められた目標」「興味が向けらえたもの」などという意味があり、「としました」とは「にした」「決めた」という言葉を丁寧な言い回しにした言葉です。
「対象としました」という言葉を簡単に説明すると「この事柄を処理するた目に必要な条件に合う相手に決めました」という意味合いになります。
「対象としました」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
「対象としました」という言葉はイベントやアンケートの実施、開発する商品のターゲットを決める場合に「◯◯を対象としました」というように使います。
「◯◯」の部分には年齢や性別、団体や個人などさまざまな条件が入り、ターゲットを決めて行うことで仕事がスムーズに進んだり、好みを絞り込んで商品を開発することができます。
この言葉は自分が目上の人や部下、後輩に使われたり、使ったりとどちらのパターンもあります。
企画段階にある場合も使われますので、自分のアイディアがまとまっていない状況や企画途中で周囲の人に公表しないように注意しましょう。
「対象としました」を使った例文
・『15歳以上のお客様を対象としましたイベントを実施する予定です』
・『今回のアンケートは30代の主婦層を対象としました』
・『わが社は女性を対象としました化粧品を開発、販売を行っております』
「対象としました」の返答の仕方
「対象としました」という言葉に対して返答する場合には「今回のアンケートは30代の主婦層を対象としました」という言葉であれば、「分かりました。
アンケートの集計が終わったら、結果と今後の商品の方向性を書類にまとめて報告してください」と答えるのがビジネスでは無難にまとまります。
相手の言葉によって返答の仕方が異なりますが、立場的に相手が上司であったり、お客さん、同僚、後輩など、さまざまな間柄の人に使われる言葉なので、状況に応じて適切な対応を取りましょう。
まとめ
ここでは「対象としました」という言葉について、意味や使い方、返答の仕方など簡単に説明してきました。
ビジネスにおいて商品やサービス、仕事向上のためのアンケートなど、その対象になる人や物によって仕事の仕方が変わることがよくあります。
自分が使うことも、相手に使われることもある言葉なので、どちらの場合でも対応できるようにしておきましょう。