「八方手をつくしておりますが」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「八方手をつくしておりますが」とは?
これは、あらゆる方面で対策している様子を表現した言葉です。
「八方」は「八方向」と言う意味になります。
これは、「あらゆる方向」という意味で使用される言葉になっているのです。
また、「手をつくす」は、可能な対策を全て実施するような意味で使用されます。
つまり手段や方法が他になくなるまで実施することを、「手を尽くす」を表現できるのです。
なお、ここでは「つくしておりますが」とい形で敬語を使っています。
さらに語尾には逆接の意味を持つ「が」を付けているのです。
これらのことから、この言葉があらゆる方面で対策している様子を表現したものであると分かるのです。
「八方手をつくしておりますが」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
たとえば、ある難しい事案を担当していたとします。
そして、あらゆる手段を講じても、解決の一口すらつかめなかったのです。
このようなケースで、「八方手をつくしておりますが、解決の目途が立ちません」と伝えるとよいでしょう。
これにより、あらゆる手段を講じていると、上手に伝えられるのです。
この言葉を使うときは、「八方手をつくしておりますが」の表現方法に注意するべきです。
これは「八方手をつくしていますが」に変更できます。
また、「八方」を「四方」や「あらゆる方面に」などに置き換えて使用する事もできるのです。
このように、色々な形で同じような内容を表現できると分かります。
実際の状況に合わせて、上手に使い分けるとよいでしょう。
「八方手をつくしておりますが」を使った例文
例文のように、前段の内容に合わせて、適した言葉を続けるとよいでしょう。
・『八方手をつくしておりますが、いまだに解決できません』
・『八方手をつくしておりますが、解決の糸口すら見えません』
・『八方手をつくしておりますが、何も進展がありません』
「八方手をつくしておりますが」の類語と敬語での言いかえ
この言葉の類語と敬語を解説していきます。
「八方手をつくしておりますが」の類似表現
たとえば、「あらゆる方面に手をつくしておりますが」が類似表現になります。
これはどちらも、同じような意味で使えるのです。
「八方手をつくしておりますが」の敬語表現
これを別な敬語表現にすると、「八方手をつくしていますが」に言い換えできます。
まとめ
このように、あらゆる方面で対策している様子を表現したものとして、この言葉を使用できます。
ビジネスでも使えるので、上手に活用するとよいでしょう。